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8/10(土)明治安田生命J3 第20節 群馬戦 監督コメント

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◆上村 健一 監督コメント
「まずはサポーターの皆さまへは試合が終わるまで、最後まで、声を切らさず、声援を送ってくださったのにもかかわらず、期待に応えれず、申し訳なく思います。
選手は本当に一生懸命頑張ったのですが、勝ち点3を取ることが出来ませんでした。
前半、相手のプレススピード、球際でのバトル、そういった部分に少し臆する事が出て、
プレーの選択、ポジショニングスピード、そういった部分が上がらず、25分間くらい押し込まれる時間帯があり、逆に少し持ち直し、相手陣地に運ぶことが出来たのですが、最後はサイドでの守備の対応が上手くいかず、失点してしまいました。
後半は、相手2トップを安定して超えることが出来て、前に押し込んでゲームを進めることが出来たのですが、
その中でやはりゴールを奪わないと、勝ち点3を取れないので、ゴールチャンスをどのように生むのかという部分は、選手皆と話をしながら、トレーニングで改善していきたいと思います。
今まで終わったすべての試合を振り返り、その中で自分たちに何が足りないのか、何を継続していくのか、という所も今一度考えて、このブレイクの間に、しっかりとトレーニングを行い、9月から良い結果を得れるように、皆でトレーニングを行っていきたいと思います。」
 
 
ーお疲れ様でした。1年でのJ2復帰を目指す上で、3連敗は非常に厳しい結果だと思います。サポーターからも厳しい声が上がっていました。率直な感想を教えてください。
上位との勝ち点差が離れていっていますが、この後の巻き返しに向けて、考えている事を教えてください。

「残り試合が14試合になり、実質問題、厳しいと思います。ただ、1試合1試合勝ち点3を重ねて、常に上を狙っていく、最終的には昇格できるポジションに行けるように、皆で取り組んでいくしかないので、先ほど試合後にも選手に話しましたが、『僕たちはこうやって上手くいかなくても全く割れることもなく、壊れることもなく、しっかりとみんなでJ2昇格を1年で勝ち取る』という事を伝えました。
終わった後も選手も各々、選手同士・スタッフとで話をしていますし、それを重ねることで、必ず好転すると思っていますので、悲観する事なく、しっかりと自分たちが楽観視できるように、やるべき事を徹底してやっていきたいと思います。」

 
ー球際のバトルに臆する事があったという事ですが、今日は絶対に勝ち点3が必要だったゲームでした。
その中でやはり球際のところで遅れを取り、2次攻撃3次攻撃を受けました。その辺りの原因は何だったのでしょうか。

「ボールポゼッション、ボールをグループで運ぶというトレーニングを多くしていて、
球際の部分で競り合う頻度というものが少ない傾向にあるので、
その辺りはボールポゼッションのトレーニングの中でも、球際の攻防が起こるような、沢山起きるような、設定というのは今一度考えないといけないと思います。」



 
ー失点の場面は、群馬が最後まで攻め切り、集中を切らさなかったから生まれたという見方も出来ると思うのですが、その部分についてはー

「その場面はあまり難しい対応ではなく、サイドでのどういった対応をすれば良いかという所で、
選手がまったく分からないわけではなく、頻度として選手に経験をさせてあげれていない自分の問題なので、次にあのような場面があった時には、対応をできるようにしっかりとトレーニングで提示していきたいですし、そういった機会をたくさん反復させれるようにトレーニングを構築していきます。」



 
ーリーグ戦が3週間空きますが、この期間は何が一番大事であるとお考えですか。ー
「まずチーム、クラブすべての人間が、今一度『自分達は1年でJ2に昇格するんだ』という強い想いを全面に出して行くという事が、
必要となりますし、誰一人この枠からはみ出ることもなく、必ずみんなで勝ち取れるように、補いながら、成長しながら、この輪を強い物にしたいですし、大きいものにしたいと思います。」