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【お知らせ】第16期決算公告および役員選任のお知らせ

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4月27日(木)に開催された定時株主総会および取締役会において、第16期決算および役員選任が承認されましたので、報告いたします。
 

1.第16期(2022年2月1日~2023年1月31日)決算公告

(単位:百万円、単位未満切り捨てのため合計値があわない場合があります)

【貸借対照表】2023年1月31日現在


【損益計算書】

◆    参考
【主な営業収益】

【主な営業費用】 

2.役員の選任

取締役は、任期満了の7名のうち6名が再任され、退任された佐藤今日子氏の後任として多田仁氏が選任されました。監査役は、任期途中のため変更ありません。
【選任後の取締役・監査役 一覧

3.池内秀樹 代表取締役社長 コメント


前期(2023年1月期)は、目標に掲げた収支均衡を果たすことができず、▲42百万円の最終赤字となりました。2022年12月に実施した増資により、期末純資産は53百万円を維持しておりますが、不本意な経営が続いております。

今期(2024年1月期)は、引き続き難しい事業運営の年になります。

ひとつはJFLへの降格は絶対に回避しなければなりません。今期は、Jリーグのクラブライセンス審査において、赤字が問題にされない特例年度であることから、チーム人件費の確保を優先し、赤字の事業計画を組んでおります。

二つ目に、三豊市と進める「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」の地方創生拠点施設であるクラブハウスを建設します。企業版ふるさと納税を原資とする入金タイミングと工事関係の出金タイミングをあわせることなどにより、資金繰りに万全を期しております。

三つ目に、前述の通り、クラブライセンスで今期の赤字が許されるとしても、持続可能なクラブになるためには、来期(2025年1月期)は必ず黒字にする必要があります。今期は、そのために人員体制を整備します。既存スタッフの成長を軸に、新しい戦力となる人材を確保します。

このような難しい経営が続きますが、今期、今までホームゲーム6試合が終わった時点で、平均入場者数は2,109人であり、コロナ前の2019シーズンの2,112人とほぼ同じ水準に戻っております。また、今季、新価格でのユニフォーム販売により、スタジアムでユニフォームを着用して観戦くださる方が非常に増えております。アウェイ観戦バスツアーなど新しい事業もご好評いただいており、少しずつですが、手ごたえを感じております。

宝山湖クラブハウスは、本年4月より着工し、9月に主要施設が完成し、10月以降、天然芝グラウンドの優先利用も始まります。これによりトップチームの練習環境は劇的に改善します。これを踏まえて、本年6月に申請する2024シーズン・クラブライセンスでは、念願の「J1クラブライセンス」を申請します。

チームは、現在リーグ14位ですが、昇格圏2位との勝点差は8です。残り28試合で十分、届く勝点差です。今季の目標が「J2復活」であることは何一つ変わっておりません。 

「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」を成功させるために、企業版ふるさと納税に協力いただいた企業のみなさま、昨年12月の増資の引受けに協力いただいたたくさんの企業、個人のみなさま、そして日ごろからチームの勝利のために、応援いただいているファンサポーター、スポンサー企業のみなさま、カマタマーレ讃岐がここ香川の地でJクラブとして活動できているのは、みなさまのおかげです。選手、社員、スタッフ一同、心より感謝いたします。

みなさまの思いに応えるために、選手、社員、スタッフ全員が一つになって、今季の「J2復活」と「宝山湖ボールパーク夢いっぱいプロジェクト」の成功を必ず果たしますので、引き続き応援をお願いいたします。

会社の対処すべき課題と打ち手の詳細については、別紙をご参照ください。