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【試合後コメント】7/3YS横浜戦 試合後記者会見より

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西村 俊寛 監督

総括コメント

「ホームゲームで1-0という辛勝でしたけど、きちんと結果を出せたことは選手・スタッフ含めて大変うれしく思っています。また、ホームゲームでファン・サポーターの前で勝てた事も大変喜ばしいことだったなと思っています。

試合の中身については、YSさんは技術が高いので、それをどうやって防ぎ守備をするのか、攻撃のところではYSさんのウイークポイントをついて攻撃しようと思っていましたが、なかなかうまくできず、この様な内容になったと思います。

16時キックオフという時間帯で蒸し暑い中、スタートの選手、サブの選手含めてよく走ってくれて、(試合に)でられなかった選手もずっとアップをしてくれていました。そういった地道な部分を忍耐強くやり続けている事が勝利に繋がっているというのは実感していて、今後も忍耐強くこれらを積み上げて、次の沼津戦もしっかり勝利したいと思います。」


―きょうの評価は?

「実際は辛勝で、攻撃では相手の5-3-2の守備のブロックをサイドと中央から崩そうと思っていましたが、なかなか相手を崩せませんでした。相手のWBとCBの背後をどうやってとるかがテーマだったんですけど、そのあたりがうまく引き出せなかったのは今後の宿題かなと痛感しました。」


―重松選手の起用の狙いは?

「ボールの収まりがよいのと、他の選手との関係性がしっかり取れるところと、これまでYSさんとの試合でも点が取れているという相性的なところも考えて起用しました。」


―中村駿太選手については?

「ここ最近少しずつコンディションが上がっていたのと、重松選手や川﨑選手、そこに絡んでくる後藤選手とのコンビネーションが練習中もすごくよかったので起用しました。メンタル的な部分もあがってきて、そろそろ爆発してほしいなと思ってスタメンで使わせてもらいました。」


―今後の課題について。

「パスの質とポジショニングと判断。ボールが来る前に良いポジショニングを取って、相手の誰がどう出てくるかでパスを供給する場所が変わってくる。ボールホルダーの判断の的確さと速さと優先順位、そこに入れるパスの質が課題。そういうところの改善をやりながらも、今日もクロスボールから得点できなかった。サイドを有効に活用しながら突破する事は、テーマを持ちながら練習でも積み重ねている部分。今後も改善点としてあげていきたいと思っています。」


―結果を出せた意味は?

「いわき戦や北九州戦のように、ボールを握りながら内容が良くても、負けるとなると積み上げている部分がゆらいだり自信を無くしたりもするので、どんな内容でもまず勝つことに意味がある。特にホーム戦は。内容が良くても、もし今日が1-1の引分や0-1の負けであれば全然意味が違ってくる。必ず勝つということを目的に、得点を狙う。ビルドアップや最後の攻撃の質を上げていく。常に勝つことを目的に突き詰めてやっていきたいと思います。」


重松 健太郎 選手

―今日の得点シーンについて。

「直也がとってくれたPKですけど、直也が蹴ってくれと言ってくれたので、自分としても自信をもって蹴れました。」


―チームの課題のために、何が必要か?

「最終的には技術ですけど、近い選手同士のコミュニケーションや意思統一がもっとできれば、ワンツーや中へのショートパスで崩していけるシーン増えると思います。僕が入ったことによって、それをもう少しうまくできればよかったですけど、できたところもあれば、まだまだシュートまでいけないシーンが多かったです。綺麗じゃなくていいですけど、結局ゴールを決めればサッカーは勝てるので、シュートまでどうもっていくか、クロスでもいいですし。そういったところを課題としてもってやりたいです。」


―現在のチームについて。

「順位的にはまだまだ厳しい位置ですし、連勝もできていません。勝ち切ること、引分で勝点1を拾うことの重要性もみんな感じていて、きょうの試合もみんなで最後まで1点を守って勝ち切ることができました。こういった経験を活かして勝点3をとるためのサッカーをしていきたいです。」


―個人として、今後のプレーは?

「もちろんゴールに関わりたいです。自分が取れれば嬉しいですけど、チームが勝つために、アシストでもいいですし、だれかのゴールの起点でもいいですし、チームの勝利のためにプレーしたいと思います。」


中村 駿太 選手

―12試合ぶりの先発、今日の意気込みは?

「今日はホーム戦だったことと、自分たちと相手の順位をみて絶対に勝たないといけない、ということはチーム全体で話していましたし、個人としてもスタメンで出ると決まったときに、絶対に勝つしかないと思って試合に入りました。」


―攻撃について。

「北九州戦のあとの課題もありましたけど、引かれた相手にどう攻めるか、そのあたりにチームとして練習する時間を多く費やしていなかっただけだと思います。重松選手や僕が試合に出た中で、少しでもそういう課題を解決したかったですけど、出る選手が変わっただけで大きく変わるような世界ではない。自分自身にできることはやりましたけど、まだまだ力不足だと感じています。」


―ピッチを離れて、チームをどうみていたか。

「積み上がっているものはもちろんあると思います。ただ、結果でみた時に勝てない試合も多いです。毎試合、チームで課題が出て、それを修正するのも大事ですけど、ピッチの中でやるのは選手なので、どれだけピッチで選手がコミュニケーションをとれるかだと思います。自分たちで試合展開を読みながら戦えれば、簡単に負けないチームになれる。あと一歩のところはそういうことかと思っています。」


―今シーズン、どんなプレーしたいか。

「この3ヵ月間試合に出られず、個人的なキャリアとしてはすごく痛いですけど、たくさん得られるものがありました。人間的な部分でも成長できたり、試合を上からみて自分が出た時のイメージをため込んだりして、今日はリスタートという試合でした。残りのシーズンで表現したい中村駿太のイメージは、少し出すことができたと思います。あとは数字にこだわって、ゴール前で怖い選手になって、チームを勝利に導きたいと思います。」


【ファンクラブ特典】

お仕事体験に参加した、ヒロキくんからの質問

―1番得意なプレーを教えてください。

「ぼくは、プロサッカー選手のなかでは大きくない選手で、攻撃の選手なのでなんでも得意な選手になろうと思ってサッカーしてきました。パスもドリブルもシュートも。

細かく早く動くとか、小さい選手だからこそできることもある。そういうネガティブなところもプラスに捉えてやっていけるのは、こういう性格でよかったと思います。」