【試合後コメント】明治安田生命J3リーグ 第5節富山戦 試合終了後コメント
明治安田生命J3リーグ 第5節富山戦 試合終了後コメント
西村俊寛 暫定監督
「『相手の守備構造を逆手にとる攻撃』『相手の攻撃に対してどう守備をはめるのか』を練習した。立上がりの15分間、相手ディフェンスラインの背後にボールを蹴ることを徹底した。また、様々なスコア状況を想定して試合に臨んだ。2得点目はパワープレーで取れたが、直後のセットプレーでの失点は残念だった。」
得点の場面を振返って
「1点目、薩川選手が素早い攻守の切替えからボールを奪った。その後、中村駿太選手の動き出しが良かった。守備構造を逆手に取った狙い通りの得点だった。パワープレーの練習はしていなかったが、試合直前のミーティングで指示した。2点目は思い通りの得点で良かった。」
失点について
「先制後の5分間、前線からプレッシャーにいくことを指示した。しかし、前線と後ろの選手が連動してプレッシャーにいけなかった。そのスペースを突かれてしまった。後半は修正できた。セットプレーはマークの仕方、マークを外されても完全にフリーな状態にさせないようにしたい。ストーンの選手の役割を明確にしたい。もっと大きくクリアすることも必要。また、セカンドボールの予測やキッカーの入射角、競り方を見てプレーの予測をしたい。こういう頭の部分も必要。」
今節の収穫は
「戦う気持ちや攻守の切替え、リバウンド・メンタリティについて就任してから選手に伝えている。今日の試合はできた。攻撃もちょっとずつできている。しかし、シュートは6本。もっと打つ意識を高める必要がある。」
4試合で10失点について
「クロスをあげる人に対し、プレッシャーにいけていない。プレッシャーをかけ、相手チームが『攻められないな』という状況を作りたい。失点をなくす努力をしたい。」
中村駿太選手
「素直に悔しい。ホームなので勝利を求めたが、セットプレーでやられてしまった。勝負弱さが出てしまった。最低でも引分けにしたかった。勝点0と1では大きく違う。」
J初ゴールの先制点を振返って
「重松選手がいい形でボールを持った。僕はゴールを目指し、体の向きとポジショニングを意識した。重松選手がしっかりとパスを出してくれた。フリーな状態だったので、しっかり決められて良かった。(プロ初ゴールについて)勝利できたらもっと嬉しいと思うが、敗戦だったので残念な気持ち。プロ入りしてから初得点するまで、思った以上に時間がかかった。今シーズンの早い段階で得点でき、ホッとした。」
次節以降の意気込みを
「今節で得点が入り、チームとして積み上げられている。しかし、勝たないといけない。早く勝つことで、上野山 前 GM 兼 監督も救われる。西村 暫定監督のためにも勝ちたいと思った。この悔しさを次に繋げたい。」
4試合を戦い、個人の調子などは
「前節からFWとなり、ゴールにより近い位置でプレーでき、やりやすくなった。技術やプレーも大事だが、シーズンを戦うためのコンディショニングづくりをしている。これは最低限の準備。驚異を与えるプレーができれば、勝利に近づくと思う。」
プレーで意識していることは
「トラップミスなど、攻守において相手の隙を狙っている。一瞬の勝負や抜け出しを意識している。また、ファーストタッチも意識している。ファーストタッチがうまくいけば、次のプレーも成功すると思う。」
中村選手の前線からのプレッシャーが効果的だと思うが、反対に前線と中盤の間にスペースを与える印象もあるが
「ハーフタイムなど監督からも話が出ている。僕らは強くない。全敗しているチーム。前から戦わないといけない。重松選手は背中で示してくれている。中盤の選手は難しいかもしれないが、連動して守備をしてほしい場面もある。ただ、中盤の選手がキツイ気持ちもわかる。前からプレッシャーにいく場面、いかない場面について中盤と連携を高めたい。」
課題を踏まえ、次節以降どのように戦いたいか
「1試合1試合の勝負はもちろんだが、僕は1日1日がラストチャンスと思っている。自分が怪我をし、犠牲になっても、チームが勝てば良い。前に進み続けるしかない。チームとして気持ちをもっと出して、お客さんに伝わるプレーをしたい。もっと戦うだけ。」
小松拓幹選手
「立上がりに先制し、優位に試合を進めたかった。しかし、連続失点してしまった。同点に追いつけたが、セットプレーからの失点だった。得点や失点後の隙を減らさないといけない。」
J初ゴール得点シーンを振返って
「川﨑選手からクロスボールが上がってきた。ゴールの位置はわかっていたが、相手の状況は把握できていなかった。ボールに触ったら入った。決められて、最高に嬉しかった」
失点の場面については
「セットプレーは前回も失点し、試合前に気を付けようと言っていた。それでもやられてしまい、隙を見せた。勝ち越しを許し、とても悔しい。」
次節への意気込み
「球際や気持ちの部分は、継続して高めたい。隙のない守備を徹底し、得点も奪いたい。」
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