GAME

9/7(土)明治安田生命J3 第22節 富山戦 監督コメント

GAME

 上村 健一 監督コメント

「先ず、ホームでありながら連敗をしてしまい、沢山のファン・サポーターの皆様に対し、大変申し訳なく思います。
選手は90分間しっかりと走ってくれましたし、スカウティング通り戦ってくれました。ただ、結果が出なかったので、本当に申し訳なく思います。」


ーお疲れ様でした。二点質問がございます。福家選手が久しぶりの先発起用でした。福家選手の起用の狙い、今日のプレーの評価をお願いします。
もう一点ですが、本日は上位チームが勝利しましたので、残り12試合で2位との勝ち点差が12。数字を見ると非常に厳しい状況に追い込まれたと思うのですが、その辺りについていかがでしょうか。

「まず、富山さんが4-2-4という形で、守備については前線からプレッシャーをかけ、背後にスペースがあったので、そのスカウティングから、福家選手の2列目からのランニングを期待し、起用しました。
最初は少しポジショニングにズレがあったのですが、途中からは落ち着いてポジションを取ってくれて、攻撃の起点になっていましたし、実際にゲームを大きく動かす可能性のあったPKを取ってくれた所など、
しっかりとプレーしてくれたと思います。
2点目の上位との差についてですが、実際苦しくなったことは間違いないので、自分達ができることは、残り12試合をしっかりと戦い、勝ち点を積み重ね続けることなので、相手がどうという事ではなく、
自分達がとにかく勝ち点を積み重ねることができるように、トレーニングをしっかりと行っていきたいです。」



ー前半から讃岐がボールを保持して、優勢にゲームを進めることができていたという印象ですが、少しシュートの部分で消極的な部分があったと思います。その辺りについてはどのようにお考えでしょうか。
「ビルドアップの立ち位置も間違っていなくて、前まで運び、サイドまでボールを持っていったときに、相手サイドハーフを下げた後は、ハーフスペースまではポイントを作れていたので、
ハーフタイムに言ったのですが、もう少し積極的にシュートであったり、動き出しであったり、そういった部分が少ないのでは…という話をしました。
後半は少し増えましたが、決定的な物が作れなかった原因はそこにあるかと思います。
動き出し等も少なかったですし、シュートを狙う事で相手も前に立ってきますし、コンビネーションも出ると思うので、
その辺りは少し足りなかったと考えます。」


ー一人多くなってからも得点が入りませんでした。
「実際に、サイド攻撃は相手も嫌がっていましたし、サイドを徹底的に突いたのですが、クロスも最後の質であったり、入る場所、タイミングなどは少し勿体なかったと思います。
相手が4-4-1という立ち位置となった時に、相手のサイドハーフがうちのセンターバック、サーバーに対してかなりプレスに来ようとしていたので、少し違う入り口を探すことができれば、サイドでもう少し優位な形を作れたと思ったので、
今一度振り返り、トレーニングで改善したいです。」


ー昇格の為に、勝ち点を積み上げる為には、今何が必要で、何が足りないとお思いですか。
「やってきた事は全くブレることはないですし、変える事もないです。やはり勝負の最後の勝つ・負けるを決めるのは、球際のこだわりであったり、
攻から守の切り替えであったり、守備の部分がやはり大きな要因になると思うので、その辺りはもっとプラスにしていきたいと思いますし、もっと出来るように
トレーニングで取組んでいきたいと思います。
攻撃の部分は、前に運ぶ回数であったり、チャンスの構築の回数は増えてきたので、継続して行っていきたいです。


ーチーム内の雰囲気はいかがですか。
「終わってすぐ、竹内選手が12連勝しかないと、話をしていましたし、私自身もまったく同じ思いですし、全くブレてはいないので、
残り12試合しっかりと勝てるように準備します。」