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5/19(日)明治安田生命J3 第9節 北九州戦 監督コメント

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◆上村健一監督 コメント
「まずはじめに、たくさんのファン・サポーターの皆さまが来ていただいた事、またマルナカさんに冠スポンサーをしていただき、良い雰囲気・良い環境を作っていただいたのにも関わらず、
残念ながら、勝ち点3を取ることが出来なかった事について、非常に悔しいです。
北九州さんは本当に90分間プレースピードも落ちず、アグレッシブなサッカーをなさっていて、それに対する対応という所がすごく難しかったです。
ゲーム自体は先に点を取り、落ち着いてビルドアップし、もう少し攻撃で(ボールを持つ)時間ができれば、守備での負担やフィジカル的な要素、

最後にどうしても皆が疲れてしまい、消耗してしまったので、

そういったところは軽減できたのかな、と思います。
ぜひ今一度、ビルドアップを含め、攻撃から構築していくというところを皆でフィードバックして、トレーニングで改善していきたいです。」


ー今節で見えた課題、また良かった部分を教えて下さい。
「こちらのビルドアップの作り方を、相手の2トップの守備の仕方によって、前半のゲーム中に変えたのですが、
そこで少し入って行く方法を見つけ出せた、必要なポジショニングに入っていくという所を共有できたことは良かったのですが、
相手のプレッシャー・圧であったり、ビルドアップにおいてずっとそこに立ち続ける、ポジショニングを取り続けるという事ができなかったので、
それについては、慌てることなく、恐れることもなく、しっかりとポジショニングを取り、

キックスタートで始まるfifty-fiftyのボールに持っていくのではなく、しっかりと自分たちのマイボールでゲームを進めていく、という所が今後課題として残ると思います。」


ー本日はお疲れ様でした。特に後半は厳しい試合展開だったと思います。北九州が攻撃的に出て、いくつものチャンスを作っていたと思いますが、そのようになってしまった原因について
「相手の2トップ2サイドハーフ含めた前線の6枚がかなり圧をかけてきたので、その部分ではそこに対する守備の当て方がテーマだったと思いますし、
そこに中々プレッシャーを掛けれず、掛かる形を見出せなかったので、選手はよく頑張ってくれましたが、僕自身が今一度しっかりと提示をしないといけなかったと思います。
本当に人数をかけてきたので、自分たちは4-1-4-1でしたが、4ー2-3ー1であったり、真ん中に人を残すというフォーメーションも今後考えないといけないのかな、と思っているのですが、
なるべく前で前で、下がらずにいくという事をやりたかったですが、
今日は『下がらずにいく為』に必要な要素をピッチで出せなかったので、その部分はトレーニングで今一度選手に伝えていき、
なるべく前でサッカーをする為に必要な物を、攻撃・守備含めてトレーニングしたいと思います。」


ー福家選手の1トップや、重松選手の左サイドハーフ起用等、交代選手で流れを変えられようとしたと思いますが、その起用の狙いについて
「サイドに人を立たせて、サイドハーフを下げて、

守備にしかいけないような形にしようと思ったのですが、
サイドハーフが止まらなく、そこにサイドバックも連動してきていたので、それに対してはランニングが必要だと思い、福家(福家選手)のランニングを考えました。」
「思ったようにはいかなかったです。うちのアンカーの渉(佐々木選手)に対して相手の2トップがケアしながら、
渉(佐々木選手)に(ボールが)入ったタイミングで相手のボランチが出てきていたので、そのボランチが出てくる以上、ボランチの脇が空いてきていましたが、そこが全然使えなかったので、
その部分は今一度課題として残ると思いますし、

使った後にどうするかという課題も残りましたし、その辺りを相手が消してきた時にサイドが空きますが、そこでのせめぎ合いに、完全に負けました。」



ー先制点の場面について、色々なバリエーションを作りながら最終的に縦パスが入り、得点が生まれました。非常に良い形でしたが、その部分の収穫についていかがですか?
「『どこから入っていくか』という部分の共有が出来ていましたし、しっかりとトレーニングで行なった事が出来たのかな、と思いますが、
今一度選手と話してみないと分からないのですが、
得点した後にどういったメンタル状態にあったのか、という所と、ハーフタイムに少し話したところは『守備の掛かりが悪いから、
その部分を(意識する)』というところは言っていたので、

後半は守備のやり方を変えたので、その辺りは今一度(伝えていく)という所ですが、、
トレーニングで行なっている『ビルドアップからのスピードアップの共有』という所は出せたので、やはりこれを続けるためにも
恐れずにキックスタートではなく、立ち続ける。安定してボールを前に持っていく為に必要なポジショニングに立ち続ける、相手が来ることを恐れずにやっていくという部分については

今一度トレーニングしたいと思います。」