【特別インタビュー】井林章選手・江口直生選手
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今季限りでの引退を表明した井林章選手、江口直生選手の特別インタビューをお届けします。
こちらのインタビューは5/31ギラヴァンツ北九州戦マッチデープログラムの紙面に収まりきらなかった部分となります。マッチデープログラムと合わせてご覧ください。
※マッチデープログラムはホームゲームで完売とならなかった場合のみオンラインでの販売を行います。
オンラインはこちら
※インタビューは5/23(土)の練習後に行いました
DF3 井林章 選手

―シーズン開始前に引退すると決めて走ったシーズン、かつ昇降格のない半年はどんなシーズンだったか
自分の体が結構限界に近くなっていて、フルで試合に出るのがなかなか自分の中でも想像しづらい時間が多かったです。それでも「やれることを本当にしっかりやろう」という、終わりのことよりも「今やれることを悔いなくしっかりやりたい」思いが毎日あったから、なんとかできたのかなという、そんな思いです。
―引退を事前に伝えていた方は居るのか
本当にごく少数でした。シーズン中に年齢の近い選手と「もうそろそろやっぱ終わりかな」という話はしてはいましたが、そんなにたくさんには話していませんでした。
―引退のリリースをしてヴェルディサポーターからの反応が多かった、井林選手にとってヴェルディでの時間はどんなものだったか
ヴェルディでの6年間がなかったら多分今の自分はないですし、あそこでキャプテンに任命してくれた冨樫(剛一監督)さんをはじめとして、やっぱり3年目でキャプテンをやるということは大半が上の年齢の選手たちなので、そういう人たちが僕を支えてくれたから本当に今があります。選手としても人としても成長できたチームだなと思います。
―先日現東京V監督の城福さんがコメントを出されていた
事前に連絡はしました。広島ではずっとお世話になりましたし、自分がヴェルディで叶わなかったJ1昇格を城福さんがやってくれて、本当に恩のある方です。「これからもヴェルディをよろしくお願いします」って連絡しました。(笑)
―今後のキャリアをどう描いていきたいか
正直ここからの人生の方が長いので、社会の知識をつけないといけません。社会人としてはひよっこなので。ずっとピッチでしか仕事をしてきてないから、興味はあります。今まで日頃関わることがなかった人とのかかわりを大事にしていかないといけないと思うので、これからそういう仕事をしていきたいなと思っています。
―これまでのすべてのサポーターへ
本当に感謝しかないです。チームにはサポーターが居て、スポンサー企業があって、やっぱり支えてくれる人たちが居るからこそ大きなチームになっていくし、Jリーグがより盛り上がっていきます。こういう年になってよりその有難みを感じることができたなと思います。やっぱり若い時は本当勢い任せでしたし、何も考えないでただ走っていたのが、こういうことを感じられるところまでキャリアを積めたことはやっぱりみんなのおかげなのかなと思っています。
MF7 江口直生 選手

―引退すると決意を固めたのはどのタイミングだったのか
このクラブに来る前、秋田で満了となったタイミングで引退しようと思っていました。そこで竹内強化部長からお話をいただいて、もう一度自分の心に火がついて、「最後やり切って終わろう」という気持ちでこのチームに来ました。なのでこのチームに必要ないと通知をされた時が最後の時だと。その話を先週されて、その時に引退の決断をしました。
―この2年半は怪我に悩まされた時間だったと思うが、試合に出たら結果を出してくれる期待感があり、実際に結果も出している、今キックの感覚的なところは実際どうなのか
感覚は全然、まだしばらくは行けると思います。キックに関しては行けると思いますが、やっぱり今の時代のサッカー、昔とは変わってきています。もっと走れないといけないですし、もっとパワーがないといけないし、技術も高くないといけません。どんどんサッカーが進化している中で、自分が「ちょっとやっぱり足りていない」と思うこともありましたし、若手にすごく刺激されて練習も頑張りましたが、若手を見ていて「すごい上手いな」「全然自分とは違うな」と正直思っていました。他のところで自分は勝負するしかないなという気持ちでいましたが、来シーズンサッカーができたとしてもすごく大変な思いをすることは間違いないかなと思います。
―1番在籍が長かった秋田での6年はどんな6年だったか
秋田でも怪我があって、オペをして半年以上サッカーができないこともあって、秋田に在籍した半分以上も本当にきつい時間だったというのが本音です。「もう練習に行くのがいや」ではないですが、やっぱり選手としてピッチに立てなかったら仕事をしてないのと一緒なので。試合のピッチに立てない時間があまりにも長くて、もちろんそれは怪我をした自分に責任、原因がありますが、きつい時間でした。
秋田2年目の途中、夏に監督が代わるタイミングがあって、監督が代わってからパッとスタメンで使われた試合がありました。これは明確に覚えています。そのアウェイ相模原戦、その試合がもう自分の中で出来はパーフェクトに近くて、監督と話して自由にやらせてもらって、何でもできて、試合も勝ちました。そこからシーズン終わるまでフル出場して、そこでなんか一気に感覚が変わったというか、「いけるいける」と思って。またその次のシーズンできつい思いをすることになりましたが、その夏からは最後までほぼフル出場ができて、その1年半の時間でで自分の体にしっかりシーズンを戦う感覚が「こんな感じ」というのが染みつきました。その翌年に優勝したのかな、確か。その年は1試合以外は全試合出場したと思います。
―最後にここまで応援してきてくれた愛媛、秋田、讃岐のサポーターへ
12年半、多くのファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さんに本当にお世話になりました。スタッフ、クラブスタッフ、選手、本当に周りの環境に恵まれてここまで来れたなと思うので、本当に幸せでした。結果でもっと恩返しをしたかった気持ちはありますが、皆さんと一緒に戦えたことは自分の財産であり誇りです。
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