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【9/13アウェイ福島戦】金鍾成 監督 試合後コメント

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       2025明治安田J3リーグ第27


vs 福島ユナイテッドFC


金鍾成 監督 試合後コメント

―試合総括

ゲームの全体として危うい。危ういというのは、ともすれば「簡単にやられてしまう」リスクの中でも、いかに積極的に行って、ゲームを勝ちに持っていけるか、姿勢で選手たちはこう挑んだと思います。


ゴール前まである程度運べていますが、最後のクオリティの部分を急には上げられないので、「攻める回数を増やしていこう」と選手たちには伝えています。相手はやはりカウンターもあってボールを動かすことが上手いので、そこは我々も引かずに積極的に、奪ったボールも深い位置からでもできるだけ動かして自分たちの時間を作る、そういう流れの中でゲームは行われたかなと思います。


ただ、それをしたから結果がそのままついてくるということではないので、やはり最後の点を取る部分で福島さんが上回ったゲームだったと思います。





―序盤は讃岐にチャンスが多く、開始15分ほどでゴールを奪えていれば、と思ったがどうか

あのくらいの攻めはできる、ただ、ゴールを取るとなるとまた違う内容を見せないといけないので、「あそこで取れてれば我々ペースだった」とは思っていないです。


やはりあの時間をいかに長くするかというところが今我々の求めているところで、我々の時間もある、相手の時間もある、その中で点を取るということは簡単なことではないです。なので「あそこで取れてればどうこう」という風には僕は思わないです。





―久しぶりに先発した森勇人選手は森晃太選手のお兄さん

あの2人が兄弟だと昨日、「メンバーに入れたら花束贈呈がある」という話を聞いて知りました。今週の彼の動きが良かったので先発メンバーにしました。





―後半押し込まれる時間が長くなる中でどう押し返す力をつけていきたいか

掲げていることは、「奪ったボールをできるだけ動かす」。


少しこちらが押し返した時に、相手も前から来られなかった時間帯があったので、そういう時にいかにボールを動かして攻めきるか、ただ、攻め切ってから得点まで持っていかなくてはいけない。3つ目の失点は、我々のチャンスをひっくり返されてしまって、パワーを使って前に行く分、「奪われたらああなるよ」というシーンでした。きっちり入れられたというのが今の我々と福島さんの違いかな。繰り返し求めながら、技術的な部分もあるので、来週に向けて何をすればそれが上手くなる、ということはないので、やはりやり続ける回数を増やすことをやっていくべきかなと思っています。





―2試合連続の4失点、どこに改善点があるのか

失点が4。3つ目のセットプレーもそうですが、ゴール前でやられた部分も、ゴールを守った部分もあります。「ゲーム全体の流れをどうしていくか」を常に考えているので、失点だけをフォーカスしてそれを減らそう、という風には思っていないです。





―一度にすべてをというと難しいが、どこから着手していくか

守備の部分で、例えば失点を減らすためにゴール前を固める、すると得点が取れないとなると「点が取れない」という話になります。ですから、両方をしっかり求めていかなければと思っています。





―点を取るための精度をもっと上げていくということか

点を取られてもなお、点を取るための精度を上げていこうとは思っていないです。


点を取りに行くと必ずリスクが生じるものです。3失点目のシーンは、(吉田)陣平にボールが入ったところから、どういう風にボールを前に運べるのか。シュートまで持っていければ、カウンターを受けることはないと思うので、そういう捉え方で言うと、攻めることがそのまま守備の軽減にもなると思っています。最後までやりきることが大事だと思います。


守備に関しては、4失点していますが、今日はゴール前で体を張ってよく守ったシーンがあったので、前の試合よりは頑張ってやっていたのかなと思います。





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