GAME

【9/1 岩手戦】試合後コメント 米山 篤志 監督

GAME

2024明治安田J3リーグ第26節

vs いわてグルージャ盛岡


米山 篤志 監督 試合後コメント


―総括

非常にタフなゲームでした。 

悪天候で前節をスキップして一週飛ばしてきたというのもそうですし、台風の影響で 慣れないアウェイの地で数日間を過ごしながら、トレーニングをするというところもやっぱりなかなか大変でした。

その中で選手たちできる最善を尽くしてくれましたし、それが結果となり、この勝利を収められたことは非常に嬉しいです。選手を誇りに思いますし、遠くまで駆けつけてくれたサポーターも誇りに思います。 本当に勝利で応えられてよかったなと思います。


―試合の入りで意識したことは

監督が変わられて、今までの流れとは違うチームを作ってくるだろうと思っていました。 

星川監督も同級生ですし、よく知った仲でもあります。ゲームを作ってこちらを引き出しながら駆け引きをして、勝負をしてくるだろうと予想をしていた中で、 上手く封じ込めることができた部分と、それを上手くひっくり返された部分と、両方出たと思います。非常にスリリングな、お互いの長所を出すようなゲームができたのではないか思います。


―上手くハマったところを具体的に

特に前半のプレッシングのところで、前進をさせずに相手コートに押し込んだところでボールを回収できて、ショートカウンターにも繋がっていたと思いますし、 前半で追加点が取れていれば、もう少し自分たちの思う展開が作れたのかなとは思いますが、前半は良かったのではないかなと思っています。


―一番いやだったところは

こちらの出方を見られていることは難しいところでした。 

見られていても、出ていかないといけないところもあります。失点の場面は、出て背後を突かれたと思います。その駆け引きは、やはり上手くやってくるなという印象はありました。


―印象に残っている相手選手は

もちろん全員実力のある選手たちですが、前線でスピードでチャンスを作った河辺選手、そのスピード感はやはり怖かった選手です。


―後半にかけて押し込まれた時間何を狙っていたか

こちらのブレッシングの形は前半30分過ぎぐらいから、「ある程度こうやってくる」と見られていたと思いますし、 そこのところを上手くついてこられたのかなというところ、あとは「リードが1点ある」というところで少し受けに回った部分も心理的には働いたのかなという気はします。


―複数得点を取っての3連勝。充実感もあるのでは

非常にポジティブな要素だと思っています。

たまたま3連勝できるものではないと思っているので、いい流れを自分たちでも作ってきたなとも思いますし、この流れに乗っていきたいなと思っています。


―勝ちきれなかった頃と今、チームのどこに変化を感じているか

負傷選手が戻ってきたというところと、夏の移籍で力のある選手が入ってきてくれたところの融合が上手く進んで、やるべきことに対して、各選手が自分の持ち場はここで、こういうことが、ということが深く浸透してきたと思います。またそれを出し切るという選手のメンタリティーと、勝ってみんなで喜びたいという思いの強さが僕らのチームにはあると思うので、その部分かなと思います。


―台風の影響について

今日も含めて 4泊になりますが、キャンプでも1泊もしたことがないチームなので、4泊はなかなか大変なことでしたが、たくさんの方の協力もあり、スタッフ陣の手配の頑張りだとか、選手の我慢だとか、そういう部分でなんとか乗り越えられました。

コンディションも万全ではなかったと思いますが、少し涼しかったことはプラスに働いた部分ではあるかなと思います。

あと、やはり気持ちは上回っていたので、体をぐっと、こう、最後まで走らせる原動力になっていたのかなと思います。