【試合後コメント】11/6 愛媛戦 試合後記者会見より
西村 俊寛 監督
総括コメント
「前半は、愛媛さんのビルドアップに手こずって、相手にボールを持たれ、主導権を握られたのですが、後半は与えた指示を、選手たちがピッチの中で表現してくれて、ビルドアップを遮断して決定的なシーンを何回も作れました。ただ、シュートを決め切らない中で、最後に失点してしまいました。ですが、選手は全員が試合終了まであきらめることなくプレーして、2試合連続で終盤同点に追いついたところは、選手の力がついてきている証拠だなと確信しました。今日は隣県とのダービーマッチということで、香川県からたくさんのサポーターが来てくれたので、勝ちたかったですが、次につながるゲームをしてくれたと思います。」
ー退任を受けて、選手たちに何を伝えたのか。
「退任に関しては、クラブの決断なので、真摯に受け止めました。順位も低いですし、退任という判断をされたことを悔しいですが尊重しています。その中で、選手に対しては、内容が悪くて負けているのではなく、内容は良いが負けている試合が多いので、自分たちのプレーに自信を持ち、バラバラにならず、一つになって戦うことを伝えました。残る3試合は、戦う集団であり続けることと、一つになるということを最後まで取り組み、悔いのないよう前を向いてプレーしていこうと話しました。」
ー残る2試合、どんな形で集大成を見せたいか。
「次節は八戸さんとのホーム最終戦なので、今日みたいに決定的なシーンをたくさん作って、一つでも多くゴールして勝つ姿を見せたいです。最終戦の鳥取さんとの試合も、最近良くなってきているチームとの対戦ですので、正面からぶつかっていい試合をして勝てるようにしたいと思います。」
ー監督自身の意気込みを教えてください。
「積み上げてきたことが色々できてきて、負けないチームを作ることができました。残り2試合ですが、勝てる確率を高める様にしたいと思います。」
遠藤 元一 選手
ー引分けという結果を受けて。
「勝点3を取れるところで、勝点2落としたように感じています。ですが、シーズン通じて、こういったゲームをものにできずに負けていたところを、引分けに持ち込めたのは、少し成長したと思います。」
ー終盤の粘り強さをどう評価するか。
「粘り強さというのは、監督からも求められている部分です。結果として、終盤で追いついた試合が増えてきていて、自信になっていると思います。」
ー得点シーンを振り返って。
「シュートを前半1本、後半1本外していて、責任を感じる中での失点だったので、個人的にメンタルに来るものがあり、なんとか取り返さないといけないと思っていました。そこで迎えたシーンだったので、絶対にゴールを取ろうと、狙ってやろうと思い、あのポジションにいました。川﨑選手のボールがすごく良くて、合わせるだけだったので、川﨑選手に感謝だなと思います。」
ー狙ったゴールでしたか?
「川﨑選手のボールがいいので、彼がボールを持った時は信じて、いいポジションを取ればボールが来ると、セットプレーの練習の時から意識しているので、日頃の意思疎通の成果が出たと思います。」
ー反省点は?
「85分以降の、失点する流れの中に、プレーを切るタイミングは何度かあったのですが、切れなかったことです。個人として、切る判断ができない選手もいるし、チームとして切る判断ができないというのが課題だと思います。それは、センターバックである僕が、リーダーシップをとってやらせていかなければならないと思いますし、85分以降に失点するのは反省だと思います。」
中村 駿太 選手
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