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【試合後コメント】10/30北九州戦 試合後取材より

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西村 俊寛 監督



ー総括コメント

「前半の立ち上がりは、上手く試合に入れて、守備では落とし込んだ戦術を選手たちが上手く表現してくれていました。ボールを奪ってショートカウンターをしかけたり、いいペースで進められたと思います。前半途中から、北九州さんにボールを持たれて、苦しい時もありましたが守備で耐えて、前半を折り返しました。後半は、相手のフリーランニングを捕まえきれずフリーな状態から、クロスボールを上げられ失点し、その後のセットプレーでも失点して、0-2と苦しい展開となりましたが、そこからセットプレーで2点取り返したのは、選手の諦めない気持ちが生んだ得点だったと思います。もう少し、運が良ければ逆転勝利できた試合だと思いますし、次の愛媛戦ににつながる試合になったと思います。」


ー今節までの過程を振り返って。

「もっとボールを意図的に持てるかと思っていたんですが、北九州さんが思いのほか4-2-4のシステムで前に突っ張ってきたので、ダブルボランチの脇をうまく使ってビルドアップを試みましたが、上手くできませんでした。またクロスボールからの失点は、いつもトレーニングしている部分で、4-4-2のシステムに変更してからは流れの中で失点していなかったので、それも含めて改善点だと思います。」


ー2ゴールについて。

「2点ともセットプレーで、シーズン当初からセットプレーで点がなかなか取れない時期が続いていたのですが、ここ何試合かセットプレーから点が取れるようになって、負けなくなりました。やはりセットプレーは大きな武器だと思いましたし、ゲームを動かす大きなポイントだと感じました。齋藤コーチの落とし込みと選手個々の役割がかみ合って得点が生まれてきたんだと思っています。」


ーホーム最終戦へむけて。

「ホーム最終戦の八戸さんは、監督が途中で交代されてから4-4-2のシステムに変えて、すごくいいチームになっているので、お互いの良さを出し合いながら最後は勝てるように準備をしていきたいと思います。」



西本 雅崇 選手




ー自身のゴールを振り返って。
「ロングスローで、タカくん(西野選手)が競ってくれて、こぼれてきたところにいいポジションがとれて、冷静に合わせることができたので良かったと思います。」

ーどんな役割を持って投入されましたか?
「失点していたので、攻撃では流れを変えて失点を取り返すために、もう一度ギアを上げて攻めていくことと、守備ではボールを持たれた時のスライドやセカンドボールの回収を意識して入りました。」

ー2点目を取られて、チームの雰囲気は?
「途中出場の選手が入ってきたところで失点してしまいましたが、途中出場の選手も勢いよく入ってきていましたし、チームで話していた、失点した中でもギアを上げることを実行して、得点が生まれました。なので、サポーターさんたちの声援の中で”もう1点取れる”と、前向きになれたと思います。」

ーセットプレーは練習していた形だったのか。
「チームとして、常にセットプレーを練習していますし、どこにこぼれて来てもいいように中の選手は準備しています。ファーストボールに絡んだ選手がしっかり競ってくれたことがポイントだったと思います。」

ー2点目の直後、すぐボールを拾っていたが。
「流れが良かったので、もう1点取れると思い、すぐにリスタートできるようにボールを抱えていきました。みんなもすぐに、もう1点取ろう、ホームで勝たなければいけないという気持ちでいたので、すぐに試合を再開しました。」

ー引き分けという結果を受けて。
「0-2から、2点取って追いついたことは収穫ですが、試合運びなどにまだまだ甘さがあるので、まず0-2にしないということ、先制点を取ることを意識して取り組みたいと思います。」

ー最終戦へ向けて。
「ホーム最終戦は絶対勝たないといけないと思いますし、ホーム最終戦を勝つためにアウェイ愛媛戦は絶対に勝たなくてはいけないです。ダービーマッチでもあるので、まだ勝ったことのない愛媛に対して、この試合にかける思いをぶつけたいと思います。」

遠藤 元一 選手



ーゴールを振り返って。
「失点していたので、責任を感じていたというのが正直なところで、何も考えずがむしゃらに気持ちだけで押し込んで、入ってホッとしたというのが一番の気持ちです。」

ー讃岐初ゴールの認識は?
「自分自身そんなに、点を取る選手ではないので、こだわってはなかったのです。今日に関しては自分の点を足掛かりにして、勝ち切れなかったことは残念ですが、追いつくことができ、結果に貢献できてよかったです。」

ー2失点に対する反省は?
「誰の責任というものではなくて、ミスが重なったときに失点が起きると思ういます。1失点目のクロスに関しては、クロスに対するトレーニングを今週したのに、クロスから失点してしまうのはディフェンスとしてやってはいけない失点だったと思います。2失点目に関しても、前日にしっかりオーガナイズされたセットプレーの練習をしているので、あそこで失点するのはもったいないと思いました。相手に崩されたわけではなく、自分たちが与えてしまった失点でした。」

ーゴール時の雰囲気は?
「1点目を取った時、僕自身は周りを見る余裕がなかったです。ただ、マーボー(西本選手)が2点目を取った時に、スタジアムの雰囲気がガラッと変わったのを感じましたし、途中から入ってきた源太郎(吉田選手)、ヨシ(吉井選手)、悠人(福井選手)の3人が、また雰囲気を変えてくれました。源太郎に惜しいシュートもありましたし、あそこで点を取れればもっとよかったかなと思いますが、ホーム残り1試合しかない中で一体感を作ってもらったと思っています。その恩を、勝ちという形で返さなきゃなと思います。」

ー最終戦へ向けて。
「順位もそうですし、プレーもサポーターの皆さんに何かを遺せたシーズンかと聞かれれば、多分そうじゃないと思うので、2022年にカマタマーレ讃岐を応援してよかったと言ってもらえるように、心に残るような試合・プレーをしたいと思います。」