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【試合後コメント】9/11鹿児島戦 試合後取材より

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西村 俊寛 監督


総括コメント
「前半、立ち上がりうまく入れて、相手の守備のウイークポイントをうまくついた中での先制点。その後、良いリズムの時に得点を取れずに、DFラインが低くなって受け身になり、2失点したのがポイントだったかなと思います。後半の立ち上がりでクロスから失点して、難しい展開になりました。なんとか1点取り返して最後は押し込みましたが、結果は敗戦となりました。試合を通して選手はどんな状況でも戦い続けたのは素晴らしく、結果は出ていませんが、確実に成長している部分はあると思っています。」

―これで9試合勝利がないことについて。
「得点を奪う、失点をしないなど、ゲーム運びの改善が必要だと思います。」

―狙いどおりの部分もあったが、足りない部分は?
「ゴール前の質、攻めている時のリスクマネジメント、守備の強度や粘り強さは改善点だと思います。」

―後半、サイドからクロスをあげる場面なども増えたが。
「後半、相手のサイドバックのところで、意図的に数的優位を作って、そのサイドバックがプレッシャーに行きにくい状況を作っていました。あとは、クロスの質と中に人数をかけること、サイドからFWをうまく使いながら中に侵入することがもっとできれば良いと思います。」


中村 駿太 選手


―アシストした先制点について。
「いま、チームで前半の入りをすごく大事にしていて、強気に強気に入ろうというところで、ほぼファーストプレーだったので、あそこでパスではなくて仕掛けてクロスという強気の選択肢をとって、それが点に繋がってよかったです。」

―そのあとの2失点について。
「先制する経験がチームとしてあまり多くないので、そこでボランチとか中央の選手がしゃべることが足りなかったかなと思います。ベンチからはずっと声をだしてもらっていたんですけど、プレーするのは選手なので、ピッチの中でもっとしゃべって改善していく、そういう経験が足りていないと思います。強いチームになるには、リードしている中での展開は課題です。」

―複数得点はチームとして今後につながるのでは?
「僕としては、今シーズン1点もとれていなくて、正直、チームの複数得点とかよりも自分が不甲斐なくて、ずっと悔しい思いをしていました。でも監督がチャンスをくれて、チームメイトが信じてくれて、残り10試合になってしまったんですけど、このチームが勝利するために力になりたいと思います。」

―その10試合への意気込みについて。
「あと10試合と思うか、まだ三分の一あると思うかで変わってくると思います。僕らは前線の選手なので、僕らががんばることで、後ろも相乗効果でチームのレベルも上がると思います。残り10試合だからどうというよりは、1試合1試合を常に全力でやります。」


長谷川 隼 選手

―試合を振り返って。

「立ち合がりは讃岐のペースで、追加点をとれるチャンスもあったんですけど、そこでちょっと受け身になってしまったのはチーム全体の反省でもありました。そこからカウンターやPKでの2失点については、中盤から後ろのリスク管理が足りていなかったと思います。3失点目も前と後ろが繋がっていない状況でゴール前まで持っていかれてるので、そこは引き続き課題が出たのかなと思います。」


―守備で対応しきれなかったところは?

「結局、最後のゴール前のところで守れれば問題なかったと思います。上位にいるチームはゴール前が固いです。五領選手にカットインからシュートを打たれた1失点目のシーンは、自分が味方と重なって対応しきれなかった部分もあるんですけど、1対1で守りきる、取りきるというところは求めていかないといけないと感じています。」


―最後の質、という課題を乗り越えるためには?

「内容よりも結果、というのは選手全員が感じていることなので、結果を出すために、勝つことだけにフォーカスしていきたいです。ずっとやってきたつもりですけど、まだまだ足りていない現状があるので、またトレーニングしていきたいと思います。」