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明治安田生命J2リーグ第37節 ロアッソ熊本戦 監督コメント

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 ○北野誠 監督コメント

「ありがとうございました。久しぶりに勝てて良かったと思います。昨日、京都(京都サンガF.C.)と岐阜(FC岐阜)が勝ったので本当に今日は勝たなければいけない試合だったんですけど。今週は準備の部分がしっかり出来て、フルピッチは一回だけだったんですけど、そこのフルピッチのときに距離合わせとか、しっかり出来たので良かったと思います。毎回トレーニング通り、スカウティング通りやってるんですけど、もったいない失点があって勝ちに繋がらなかったですけど、今日は本当に選手たちがしっかりやってトレーニングで積んできたことをピッチの上で表現してくれて、つまらないミスからの失点というのも無かったので勝てたゲームだと思います。本当にファンの方も来てて、今日はすごく大事な試合というのも皆さん分かったと思うし、ウチのコーチングスタッフも、テクニカルスタッフも、メディカルのスタッフも、しっかり本当に準備してくれたのが勝因だと思います。こういうゲームを続ければまだまだ上を目指していけますし、また来週しっかり準備をしたいと思います」


Q:準備という部分ですが、ロアッソ熊本のストロングポイントであるサイドの部分をうまくケア出来ていたように思うのですが。

「誰が田中君(田中達也 選手)と片山君(片山選手)に行くかというのが今日の最大のポイントだったと思います。熊本さんのストロングポイントをウィークポイントに変えようという話をしてて、そこを森川(森川裕基 選手)と健太郎(重松健太郎 選手)が良くやってくれたと思います。」


Q:最後までやりきった所だったり、そこのサポートも出来ていたという印象です。

「ハードワークと言いますけど、そこのスプリントのスピードであったり、連続という所。やはり、はっきりマークをという部分を伝えれば彼らもうまくやれるし。だからそこを上手く伝えれなかったのが、これまで中々勝てなかった部分だと思うので。またしっかり自分の役割というか、そこの部分をトレーニングでしっかり伝えていければと思います」


Q:今日はプレッシャーのかかる試合だったと思いますが、勝てたというのはどういった意味があるでしょう。

「今週のスタートのミーティングの中で、まず勝たなければいけないプレッシャーに打ち勝たなければ今日の試合は勝てない、だからメンタルのところをしっかり準備してくれという話はしました。選手たちは本当にしっかり準備してくれたんだと思います」


Q:今日は「ALL FOR SANUKI DAY」ということで青い物を持った他サポーターもいらっしゃっていました。青くなったスタンドからの声援を受けてどのような印象でしたか。

「応援してくれているというのは本当にありがたいことだし、たくさんお客さんがいて、声もすごく大きくて、選手たちには勇気になったのかなと思います。」


Q:前半からチャンスがありましたがスコアレスで折り返しました。ハーフタイムでどのように修正点を。

「ハーフタイムに言ったことは、あとはフィニッシュを、慌てないで、落ち着いて決めるだけだぞと伝えました。だからやり方、守備の仕方、攻撃の仕方は変えるなと。あとはフィニッシュのところを落ち着いて決めるだけだぞという話はしましたけども、あそこは一樹(原一樹 選手)が持っている本当に素晴らしい得点感覚のシュートだと思うので、本当に個人がしっかりやってくれたと思います」


Q:時間帯的には残り10分近くになって前半に比べて相手も前に出て来て、その裏を狙っていた印象でした。

「それはスカウティングの中で話をしていて、やはりサイドのところを深く狙っていけば一樹の所は必ず空くと話をしていて、後は決めるだけだぞと今週ずっと話をしていたので。彼も準備をしっかり出来ていたと思います」


Q:残り試合どのような部分がポイントですか。

「勝つことだと思います。勝ち点を取らなければ追いつけない。我々が勝ち点を積み上げても岐阜さん、京都さんが勝ち点を積み上げれば追いつけない訳なので、うちはその2つのチームは関係無く、自分たちで勝ち点をあげていかなければいけないと思います」