西村 俊寛 監督

総括コメント

「選手、スタッフ全員で勝ち取った勝利。最初のCKからの失点でチームはかなり落ち込んでいたが、ポジションを変えて守備を立て直した。特に前半で追いついたのが大きかった。前節、後半の入り方が悪かったのを修正して、俺たちが勝つぞと後半送り出して、見事に選手たちがやってくれた。本当に素晴らしい試合をしてくれた。」

―昨年5月以来のホーム勝利。率直な心境は?

「自分自身、監督として初勝利。ホッとしている。」

―後半は讃岐ペース。変えたところは?

「まず人を変えたことと、ボールの運び方をコーチ陣が構築してくれたこと。

セカンドボールをマイボールにする回数が多かったことで相手を押し込めたのが大きい。」

―今後の戦い方について。

「ベースづくりで切り替えの早さ、ロングスプリントを伝えてきた。闘う部分はかなりできてきたので、クレバーに戦術を理解するところをもっと進めたい。選手がそこをピッチで表現できつつあるのは積みあがってきた部分。もっと精度をあげたい。チームがひとつになって、メンバー外やサブの選手もチームを盛り上げてくれているのが良くなってきている。」

川﨑 一輝 選手

―試合を振り返って。

「前半のセットプレーでやられたとき、このままではいけない気持ちだった。自分が点をとって勝つつもりで、気持ちをもって入って、ヘディングシュートに思いきっていけた。」

―前半、同点ゴールのアシストについて。

「前半のうちに一点をとりかえすのが大事だと思っていた。松本孝平選手が良い動きをしていたのが見えたので、そこに蹴った。いいシュートを打ってくれて感謝している。」

―今日を振り返って。

「自分自身、前半の入り方が良くなかったので絶対に改善したい。次は長野で強い相手。この流れを止めないように、絶対勝ちを掴めるように、練習からみんなで切磋琢磨していきたい。」

―10番が似合うような選手にとあったが、そこについては?

「今日は良かったが、まだまだ10番が似合う選手になれていない。相手を圧倒できるようなプレーがしたい。」

松本 孝平 選手

―開幕から2試合連続ゴール。今日は2得点。振り返って。

「勝てたことが素直にうれしい。それに尽きる。」

―前半のうちに同点、どんな動きを意識したか。

「失点するのは仕方ないこと。FWは、得点をとるだけなのでそれだけを意識していた。」

―川﨑選手からのクロスで得点は狙い通り?

「一輝(川﨑選手)はクロスをあげられる選手。あげるのがわかっていたので、いるべきところにポジションをとったら、ドンピシャのボールがきた。」

―2点目はGKからのこぼれ球。これもいるべきところ?

「卓磨(後藤選手)が打つと思ったので、こぼれ球に反応しようと思った。あそこにいたからこそ得点できたゴール。その嗅覚がよかった。」

―あと1点でハットトリック。狙っていた?

「3点目とりたいとは思ったが、終盤は体力もキツかった。負けたくないので、リードを守ること、勝つことに意識が向いていた。みんなで走ってカラダを張って守って、全員でやってやるつもりで今週のトレーニングをやってきた。この試合でもハードワークできたつもり。」

―今後のプレーについて。

「毎試合、点をとる意識でいたい。目標は20点だが、通過点でしかない。毎試合点をとることで目標は達成される。それに必要なシュートを打つ、自分がやれることをやるだけ。」