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【試合後会見】百十四銀行 presents 12/20(日)福島戦 記者会見

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望月一仁監督

「コロナ禍にも関わらず、ファン・サポーターの皆様にお越しいただき、熱い応援ありがとうございました。今日の試合、結果を出せたことは嬉しく、チームに感謝しています。落ち着かない試合内容だったが、狙いをもって戦えた。『結果を出し、引退選手を送り出す』『ファン・サポーターと喜びを分かち合う』という目標を達成できた。」


前半はロングボールが多いイメージもあったが、狙いは

「攻守で前向きに戦うこと。3バックの背後や脇を狙うことを意識した。相手陣地に押し込み、前向きな守備をしたかった。落ち着いてボールを回せる場面もあったが、起点になる選手がいなかった。そのため、ロングボールが多くなった。」


後半、佐々木選手、重松選手、高木選手の投入意図、評価は

「3人が出場すれば、主導権を握ったサッカーができると感じた。3人とも相手DFの間でパスを受けれたので、岩本選手も前にパスを供給できた。」


守備の評価は

「リスク管理をして、相手に前を向かせなかった。1失点目は、相手選手をフリーにさせてしまった。ボールの奪われ方が悪く、リスク管理が伴わないと、失点に繋がる。両失点ともマイボールからカウンターで失点している。もったいなかった。」


今シーズンを振返って

「やりたいサッカーが、ほとんどできなかった。現実的なサッカーで『球際に厳しくいくこと』『粘り強い守備』など、戦う部分は成長したと思う。ボールを繋ぐサッカーをするためには、もう少し成長が必要だと思う。ボールロストが多いため、守備の時間が長くなる。来シーズンに向けて、トレーニングで改善しないといけない。ケガからの復帰選手やベテランと若手が融合し、歯車があえば、昇格は夢ではない。これからも応援したい。」


監督として、今シーズンを振返ると

「前半戦で、若手選手がつまずいてしまった。チームとしての戦い方がうまくいなかったのは、残念だった。前半戦で、選手を見極め、ベテランと若手が融合した現実的なサッカーを打ち立てれば、違う結果になったと思う。」


『もっとこうすればよかった。』ということは

「攻撃では、ゴールを意識して、ボールを落ち着いて、動かしたかった。マイボールの時間が少なかった。高木選手、佐々木選手らが他の選手と融合できたら、違う結果になったと思う。佐々木選手は、治療期間が長かった。高木選手は1年間よく頑張った。佐々木選手も含め、竹内選手も、まだまだ戦える。来シーズン、全員がチームのために戦い、スタートダッシュに成功すれば、違う結果になると思う。守備について、相手がパワーもって、ドリブルで仕掛けられると、失点してしまう。リスク管理をすれば、改善できると思う。」


退任のリリースに『J2昇格を達成できなかった』とあった。クラブとしては『今シーズンはJ2昇格争い』を掲げている。そして来シーズン「J2昇格」を掲げている。志半ばでの退任に悔しさなどは

「もちろん、悔しい。結果をだせなかった責任がある。チームとしての形をもっと早く作り、若手選手を成長させられれば、自分のこの先の道は変わったと思う。今シーズンの結果は、自分やクラブにとって、マイナス要素しかない。仕方ない。」


 

竹内彬選手

「1年間応援してくださり、感謝しています。不甲斐ない結果に終わり、大変申し訳ありません。最終戦にむけて、応援してくださる皆様に、魂のこもったプレーを見せたいと思い、練習していた。セレモニーなどがあり、勝利できてよかった。」


得点の場面を振返って

「コーナーキックから、一回跳ね返された。DFなので、普段なら自分のポジションに戻るが、マイボールになると思い、前線に残った。高木選手がボールをもったとき、目が合った。集中して、シュートミスをしないように、打った。アシストが良くなければ、あのゴールは生まれなかった。感謝している。」


昨年に続き、ホーム最終戦のゴールについては

「得点し、勝利できたことは嬉しかった。『終わりよければ、すべて良し』という考えの方もいらっしゃると思うが、僕はそうは思っていない。とりあえず、今日の試合、勝てて良かった。」


清水健太選手、永田亮太選手の引退発表もあったが

「二人とも、讃岐で多大な貢献をされた。清水選手は、シーズン通して出場していた。亮太はリハビリの時間が長く、今日が復帰戦だった。『リードして、亮太が出場しやすい展開を作ろう』と、試合前の円陣で話した。亮太がプレーして、嬉しく思う。」

アグレッシブに戦えていた。来シーズンに繋がるのでは

「昇格の可能性がなく、引退や退団の発表があり、デリケートな時期だった。未来のカマタマーレ讃岐に繋げるため、一瞬も無駄にできないと思った。」


得点を決めた栗田マークアジェイ選手や、佐々木渉選手、非常に良かったのでは

「ケガから復帰した渉が決め、一体感が出た。マークも、チームを助けてくれるゴールを決めてくれた。」


選手も多く入替わり、難しいシーズンだったのでは

「多く入替わり、新しい体制になると大変だと思う。さらに、今シーズンはコロナの影響で、集まることや練習することができない時期もあった。サッカーをさせていただけることに感謝しかない。特に、3~5月は難しい時期だった。」


サポーターへメッセージを

「一年間応援してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。本来であれば、罵声や叱咤激励の声も飛ばしたくなる試合が続きました。そのなかでも、観戦ルールを守り、スタジアムで応援してくださったことを感謝申し上げます。無観客試合を経験し、サッカーの試合はサポーターの皆様がいらして、素晴らしい雰囲気を作られると改めて感じた。早く通常通りの試合観戦ができるように、願っている。引き続き、応援よろしくお願いします。」



来季のカマタマーレ讃岐については

「今シーズンを振返り、経験や苦しかったことを『ただの経験』にせず、成功に繋げられるように、小さいことから積み重ねたいと思う。」



清水健太選手

「2失点したが、アグレッシブに戦い、3点取り、勝てたことは良かった。」

良かった点は、

「前向きにボールを動かすプレーを選択できていた。前半、若干うまくいかなかったこともあったが、90分間で振り返ると、今後に希望が持てる内容だった。」


試合前、引退する清水選手、永田選手のために、チームが一致団結したと竹内選手が話していた。どのような気持ちだったか

「嬉しく思う。亮太をピッチに立たせたかった。勝っている状況でないと、難しいと思った。最後、亮太をピッチに送り出せて、良かったと思う。」


ナイスセーブもあったが、自信のプレーの評価は

「自分の良さも出せるときは、若干あった。しかし、身体がついていなかったシーンもあり、まずまずだと思う。」

まだまだ、できるのでは

「自分の中で『やれている』『やれない』のラインがある。『なんとなく、やれている』ではなく『やれている』という状況でプレーしたかった。これもタイミングだと思う。」

サポーターから大きな拍手もあったが

「6年間在籍したクラブで引退でき、サポーターも温かかった。若干、泣きそうになったが、堪えられて良かった。」


一番印象に残るシーンは?

「2009年Jリーグ第30節、モンテディオ山形対柏レイソルの試合。古巣の柏との対戦。勝利したチームが、J1残留に近づく試合だった。、山形が1-0で勝利し、J1残留がほぼ決まり、柏がほぼJ2降格。自分の中で、いろんな感情があったり、プレーも研ぎ澄まされたりしたので、印象に残っている。」

カマタマーレ讃岐で、印象に残るシーンは

「たくさんあり、一つに絞るのは整理がつかない。今思いつくのは、移籍後初めて出場した2015年J2リーグ、大分トリニータ戦。亮太がミドルシュートを決め、2-0で勝利した試合。加入した年に、自分のことを認めてくれた試合だと思う。印象に残っている。」


2020シーズンより、トップチームのGKコーチになることについて

「選手生活が終わったばかりだが、新たなモチベーションで溢れている。新しい気持ちをぶつけて、いい選手を育てたい。」



永田亮太選手

「前半は厳しい流れだった。最終的には、3-2で勝利でき、本当に良かった。」


ピッチに立ったとき、どのような気持だったのか

「ずっと練習をしていて、試合に出られない期間が長かった。『やっと立てた』と思ったが、それほど感慨深くなることもなく、あまり感じなかった。膝を治すことを手伝ってくれた人に、この姿を見せることができ、良かった。」


最後のシュートを狙ったプレーについて

「(重松)健太郎がブロックしてくれたり、うまいこといき過ぎて、力が入ってしまった。」


試合出場させるために、頑張ってくれたチームメイトに対しては

「最後失点し、ちょっと怪しい展開だったが、出場させようという気持ちがひしひしと、伝わってきた。点差が開いてほしいと思っていた。みんなの思いは嬉しかった。」


ファン・サポーターへメッセージを

「感謝しかないです。ありがとうございます。」


リハビリについては

「苦しかったと思うことはなく、みんなが助けてくれた。みんなの期待に応えようという気持ちが大きかった。」


今後については

「今は何もわからない。目標は、今後もコーチなどサッカーに向き合いたい。」