INFO

【試合後会見】12/9(水)明治安田生命J3第32節 C大阪U23戦 監督・選手コメント

INFO


 望月一仁監督

「ホームで連敗していたため、絶対に勝ちたいと思った。攻撃では、相手ディフェンスラインの背後をとりながら、縦に早いサッカーを徹底できた。最後の場面で、落ち着いてゴールへ流し込めなかった。守備では、危ない場面はあったが、体を張って集中していた。攻撃をしっかりしないと、サッカーにならないと感じた。」


後半からブラウンノア賢信選手を投入した意図は

「前半、栗田マークアジェイ選手は、重松健太郎選手と連携してプレーできなかった。ブラウンノア選手なら、背後への抜け出し、重松選手とのコンビネーションで攻撃できると思った。2トップの関係性が良くなると、インサイドハーフとの関係も良くなると思った。後半は、攻撃の形を作り、ゴールへ迫れた。しかし、ペナルティエリア内でのプレーの質が低く、得点できなかった。また、ウイングバックがもっと落ち着いてサッカーをしないと、攻撃が機能しないと思った。」


竹内彬選手の投入の意図は

「小松拓幹選手は久々の試合出場で、コンディションを考慮して交代させた。竹内選手がディフェンスラインのコントールなど、安定したプレーをしてくれた。」


後半は、ペナルティエリア内まで押し込めたが、無得点だった。足りない部分は、技術なのか、戦術なのか

「戦術面では、背後を狙い、バイタルエリアを使いながら押し込めた。落ち着いてプレーできる技術が必要だと思う。ウイングバックが、幅を使ったり、飛び出して仕掛けたりすることが足りないと思う。ペナルティエリア内に侵入する回数をもっと増やさないと、確実にゴールへ迫れない。高い位置に人数をかけて攻め込むことが、今後の課題になる。」



森川裕基

試合を振返って

「無失点だったが、得点できず、勝利できず、悔しい試合だった。」


ゴールを狙う意識は統一できていたと思うが、

「前半は特に、背後への抜け出しを意識した。何度か、うまく抜け出し、押し込めた。押し込んだ後の、プレーの質が足りない。」


個人的なプレーの課題は

「もっとゴール前に入り、ラストパスやシュートを打てるシーンを作りたい。ゴールへ向かうプレーや、中央の選手との連携、動き出しを増やすべきだった。」


ゴール前の落ち着きが足りない場面や、シュートまでいけない場面もあったが

「監督から試合後に話があったが、アタッキングサードやゴール前でのプレーの質や、ボールを持っている人に対しての適切なサポートができていない。個人の判断やプレーの質が足りない。そのため、シュートできず、ボールを失う場面が多かった。」


日頃から練習をしていると思うが、試合で発揮できない理由は

「もっと強度の高いトレーニングをし、もっと試合を意識しないと、発揮できない。」


今季途中からウイングバックでプレーしているが、メリットや課題は

「メリットは、周りの選手と距離が近く、プレーの選択肢が広がる。課題は、シュートを打てていないこと。ボールが逆サイドにあるとき、ペナルティエリア内に侵入する姿勢を見せているが、チャンスが来ない。そのため、入るタイミングや場所を見直さないといけない。サイドで幅を取ることは大事だが、タイミングを見て、中央へ侵入したい。トレーニングからチャレンジしないと、試合では発揮できない。」



残り2試合への意気込み

「今日も多くのファン・サポーターの皆様が応援してくださった。今季は勝利試合をなかなか見せられていない。死に物狂いで、2連勝を掴み取りたい。」


松本直也

前半は小松選手、後半は竹内選手とプレーしたが、組んでみての印象

「小松選手とは若い力で思いっきりよくプレーしようと話した。立上がりは、声をかけながらできた。前半の飲水タイム後に、コーチングの部分で曖昧さが出たことは、課題。竹内選手が交代で入り、コーチングしてくれて、安心感があった。危ない場面もあったが、45分通して、声をかけながらプレーできた。自分も、見習わないといけない。」


今のポジションだと、ボランチの左右を狙われるシーンも多いと思うが

「センターバックの左右で、カバーしようとコーチから指示があった。今日の試合、時間の経過とともに、積極的にプレーできず、攻め込まれるシーンがあった。苦しい時間だからこそ、積極的にプレーし、攻撃の芽を摘みたい。」


今日の無失点、自信になったのでは

「無失点に抑えたが、失点してもおかしくない場面もあった。無得点だったので、攻撃の部分を意識し、僕も後方から良いパスを供給したい。」


今後の改善点は

「FWの選手が前線から守備をすると、ディフェンダーは高い位置で奪うことができる。奪った後に、ゴールを意識して、相手の背後にパスを供給し、ゴールを奪えるためのプレーをしたい。」


前半、背後への抜け出しから、チャンスを作れたが

「前半立上がりは、背後への意識が統一できた。15分を過ぎてから、曖昧になった。リズムが悪い時こそ、背後への意識をしたい。」


今季、残り2試合への意気込みを

「残り2勝と、無失点を達成したい。」