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9/1(日)明治安田生命J3 第21節 YS横浜戦 監督コメント

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◇上村健一監督コメント
「まずはじめに、遠い関東まで、香川から沢山のサポーターの皆様に来ていただいた事に対して、大変感謝申し上げたいです。
またその皆様に勝ち点3を届けることができて、ホッとしています。
実際ゲーム自体は、試合前のミーティングから、『先制点がキーになる』という事は話していて、うまく得点できたのですが、
先制をして間もない間に少し引いて受けてしまう形となり、そこで相手にリズムを握られ、相手が一番やりたいボールの攻略をされてしまいました。
ハーフタイムには『前でボールを奪う形、ボールを獲れる形は出来ていたし、外される場面もあったが、相手が一番やりたい、ホールに入り込む攻撃の場面が無かった。何も恐れずに、前線からボールを奪いに行こう』
という話をして、後半に入りました。その中で、選手は走る距離も多く、体力的にも厳しい中、本当に90分間最後までしっかりと戦ってくれて、最後に逆転する事ができた、非常に良いゲームだったと思います。
また試合に出ていた選手達だけではなく、ベンチも本当に一丸となって、香川に残っている仲間も、本当に3週間しっかりとトレーニングを行ってくれていましたし、
その結果が、今日の結果に繋がったと思うので、ぜひこれを続けていけるように、またトレーニングをしっかりと行っていきたいです。」



ー後半の戦い方が大きく試合を左右したと思いますが、今日の試合の勝因について
「やはり前線からの守備という部分が大きかったと思います。外されても、外されても前からボールを奪いに行く。
ボールを奪って攻撃をするという部分で、『前線からの守備』というものが大きかったと思います。」



ー久々の勝利となりました。この先のシーズン後半戦への戦い方にについて。
「シーズン当初から挙げていた、なるべく前で守備を始めて、なるべく前で攻撃をする回数を増やしたいという所はシーズン当初から言っていて、
それが出来る回数を増やしていきたいですし、それをゴールという形で結び付けたいですし、なるべくボールを奪い返して、攻撃をし続けるという展開を増やせるように、今一度トレーニングしていきたいと思います。」



ー7試合ぶりの勝利となりました。おめでとうございます。本来FWである森川選手を左サイドバックで起用されましたが、その意図を教えてください。
「木島徹也選手を基本的にサイドに配置し、彼を前向きにプレーさせたかったのが一つで、それに付随して、守備を怠ってしまう事があるので、そこのカバーという部分で、森川選手の運動量でカバーしたいという事が一つでした。あとは、やはり彼自身は推進力が高い選手なので、木島選手が前向きに持った時に、そこに後ろから追い越す動きであったり、絡んでいく動きを期待して、サイドバックで起用しました。」



ー3週間の中断期間がありましたが、期間中どういったところを改善されてきたのか教えてください。
「8割以上は攻撃の練習をしてきました。なるべく前で攻撃する回数を増やし、なるべく前で守備を行うという事で、攻撃のトレーニングの回数を増やしました。
それをこの残り13試合でぜひ遂行できるように、相手のやり方も違いますし、相手に対してどういった攻撃が有効なのか、
奪われた後のどういった追い込み方が有効なのかという部分をまた1週間、しっかりとトレーニングを行って、勝ち点3を続けて取れるようにやっていきたいです。」



ー今日の試合ではいくつか課題が見えた部分もあったように思うのですが、残り13試合はどのように戦っていきたいですか。
「相手のシステム、戦い方に対して、『このように当てる』という事は伝えるのですが、実際ボールを奪うシーンでは相手と重なる事が多いので、
球際の部分は更に要求していきたいですし、今日もその辺りの課題は残ったと思ったので、それをトレーニングで要求していきたいです。
収穫の部分では、本当に何回も追い続けることができた、自分がマークを捨てて、2度追い、3度追いできたという部分、
更に本当に苦しい中、最後まで走り続けることができたという部分は収穫なので、それはチームとしてまた継続して行っていきたいです。」



ー守備では少しバタバタしていた印象だったのですが、その辺りはいかがでしょうか。
「劣勢だったので、ボールを奪いに行かなければいけない、構えるわけにはいかないので、その辺りは引き込んで奪うということではなく、
奪いに行くという部分ではポイントポイントでどうしてもズレ込んでしまう事があるので、その部分はバタバタしていたように見受けられますが、
実際に『相手が意図的に行いたい攻撃』については後半に前からボールを奪いに行った事により少なくなったと思うので、
その部分が収穫だと思っています。」