【U-15】高円宮杯 1回戦・ファジアーノ岡山戦 試合前コメント
U-15 篠原 真樹 監督
―このチームの良さ・ベースにあるものは何か
今年のカマタマーレ讃岐U-15としては、年間を通して「いい守備から入り、攻撃を目指していこう」というところをベースにやっています。選手 1人1人が責任を持ってピッチの中で走り続け、球際も含めて、「目の前の相手に負けない」。それが個からグループになって、最後ゴールに向かっていくことをベースにしてプレーするようにしています。
―「いい守備」に繋がるプレーとはどう考えているか
「個人」というところにまずはなってくるかなと思います。「個でボールを奪う」、「取りこぼしをせずに、完全にボールを奪い切ってからスタートする」というところで、このボール奪取能力は厳しく求めています。また、サッカーの“局面”の中で、「攻撃から守備」、「守備から攻撃」という、局面が変わる瞬間のところに、ボールを奪う能力や、奪った後に次繋げる力も必要になってくるので、そこまでを1つのベースとして考えています。
―ディフェンスで中心になる選手は
キャプテンの斉藤晴を中心に、献身的にプレーすることができる選手たちです。またキーパーも3名いますが、3名ともすごく存在感がある選手で逞しくプレーしてくれています。
―背番号1を必ず使うというわけではない
そうです。その時のコンディションなどをスタッフ陣で協議して選手を選んでいます。
―中盤より前の選手で軸となるのは
攻撃の起点となるタイミングでは 7番の宮武が攻撃のスイッチを入れる役割を担っています。1人で 相手を突破して得点まで繋げられるという点ではすごくいい存在感を出しているので、彼をどう使っていくかというのも1つチームの色ではあります。
―守備から攻撃へつなげていくところで意識しているのはどういうか
奪ったボールを簡単に相手に渡してしまうと、それは攻撃に繋がりません。奪ったボールは大事にしますが、まずはゴールへ向かっていくために、「ボールを持っていない選手がどういった役割を持ち、ゲームに取り組むことができるんだろう」というところまでチームとして選手たちに求めています。夏の全国大会(クラブユースサッカー選手権)で、そういったところの質がまだまだほかのチームに敵わない部分でもありました。 それ以降、チームの課題として、より一人ひとりが、僕が促すだけでなく、自覚を持って取り組んでくれているなと感じられています。
―過去のリーグ戦で岡山に勝てていない
U-14の時のリーグ戦でやられているチームです。あとはやっぱり“瀬戸大橋ダービー”、とトップチームでも呼ばれている試合で、アカデミーが負けるわけにはいかないので、勝ちます。
―全国大会で勝つために見せてほしいプレー、期待している選手は
まずは大きく見せるより、チームのやるべきことと自分がやりたいこと、そのバランスをとることは難しいですが、選手には相手よりもゴールをたくさん奪うために走り続けること、ゴールを守り抜くために走り続けることを求めています。
またチーム全員が一丸となって、勝利を掴むために、相手に気持ちの部分でも勝ることを求めていきたいと思います。
DF3 斉藤 晴 選手
(写真はU-14時代)
―チームの強みは
全員が粘り強い守備ができることと、そのいい守備をしたところからの厚みのある攻撃ができて、得点力があるところがこのチームのストロングポイントだと思います。
―今回のチームの目標は
夏の全国大会では1勝もすることができなかったので、まずは1勝することと、そこから1つでもより上に行けたらいいなと思います。
―ポジションは
センターバックです。
―どういう守備をしたいか
個人としては、目の前の相手に、負けないこと、最後まで粘り強くついていって、ゴールを死守することを意識しています。チームとしては狙いを持って、意図的に相手からボールを奪って、攻撃に繋げられるようにしたいと思います。
―勝つためにポイントになることは
3年間、この仲間と積み上げてきたことを、出し惜しみすることなく、自分たちがやってきたことに自信を持って、全部出しきる気持ちで、1試合1試合全力で勝ちに行けたらいいと思います。
MF7 宮武玲葵選手
(写真はU-14時代)
―対戦相手の岡山とは普段交流があるのか
U-14の時のサザンクロスで1対4と大敗してしまったので、相手がファジアーノ岡山に決まって、みんなで真剣に「ファジアーノに勝つぞ」という気持ちで練習しています。
―宮武選手の普段のポジションは
サイドハーフやシャドーでプレーしています。
―岡山戦でどういうプレーをしてどんな結果を残したいか
観客を魅了して、相手を翻弄して、自分が得意としているドリブルで、自分の形でゴールを決めて、チームを全国優勝まで導きたいです。
―サイドハーフの時のポジション
左サイドハーフです。個人で、ドリブルで中に持ち込むプレーが得意です。
―ゴールのイメージはそういう形でできてる
できてます!
―最後の大会、どういうものを出し切って終わりたいか
3年間高め合ってきた仲間と最後の大会になると思うので、悔いなく終えられるようにサッカーを楽しんで、また親や仲間、篠原監督含むカマタマーレ讃岐スタッフの方々全員に感謝して、自分が成長してこれたのはこの方たちの支えもあってなので、それをこの大会で恩返しして、自分の得点でチームを全国優勝まで導きたいです。
カマタマーレ讃岐U-15 選手一覧
高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会HP
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