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6/15(土)明治安田生命J3 第12節 YS横浜戦 監督コメント

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◆上村健一監督コメント

「悪天候にもかかわらず、たくさんのファン・サポーターの皆様に来ていただき、本当にありがたく思っています。その皆様に、勝ち点3という結果で返せたことを本当に嬉しく思います。

ゲーム自体は、Y.S.C.C.横浜さんが、攻撃陣が2トップ、2シャドーのような形で、真ん中に人を多く配置していました。そのためサイドからの攻撃、長いボール、縦パスからの攻撃というのを狙いとしていたと思います。

それに対しての対策はトレーニングで取り組んでいたので、成果が出たと思います。

選手自身が、ベンチメンバー、またベンチ外の選手も含めて、みんなが、勝利を目指して1週間トレーニングに取り組み、その成果が出たことが嬉しく思いますし、それを継続してくことが一番大事なので、次節の群馬戦に対しても、いい準備をしていきたいです。」


―FW我那覇和樹選手、MF西弘則選手が2試合連続ゴール

我那覇選手はこの試合はアシストも記録しましたが、評価について


「スピードはないですが、相手のとの駆け引きや、状況に応じたプレーを継続してくれました。我那覇選手がいることで、『彼だったら収めてくれるな』と安心感が選手に芽生えるため、非常にありがたいプレーをしてくれました。西選手は、前半15分過ぎから、立ち位置を変えたり、後半も変えましたが、うまく対応してくれて、ゴールという形、結果という形を出してくれて、非常にうれしく思います」


ー先制ゴールが非常にチームを勇気づけたと思いますが、あの我那覇選手のゴールいかがでしたか?

「さすが、元日本代表の選手だな、と思います。本当に素晴らしいゴールでした。林選手もいいボールを供給しましたし、我那覇選手もそこに上手く走りこんだと思います。」


ー今日の試合は、原点の部分、球際や身体を張るとか、そういったところで引けを取らなかったと思います。

「今も選手に話をしましたが、試合は90分なので、前節のG大阪U-23戦で2-0から2-2になってしまった教訓を生かし、今日は90分間で試合をコントロールしながら、勝ち点3をとれたということはすごく良かったと話をしました。実際、90分でも、押し込まれる時間があったり、球際の攻防であったりしましたが、そのあたりは、戦術的な話というよりも、球際で負けないことがベースとしてないといけない、という話は選手にしました。練習の中から、今後も続けてやっていこうという話をしてきました。

それが、必ず、次節、またこのシーズンで結果を出す要因になると思いますので、継続してやっていきたいと思います。」


ーぺ・スヨン選手を入れた意図は?

「我那覇選手が前線でしっかりとボールをキープしたり、起点になってくれていましたが、長いボールを供給したときに、若干センターバックにはじき返されたりする機会が、増えてきました。

そこでぺ・スヨン選手を投入すれば、その攻防で自分たちに有利になるかと思い、期待して起用しました。

実際得点シーンは、彼の素晴らしいものがでました。

彼だけではなく、得点はなかったですが、市村選手も相手の変則的な立ち位置に対して、守備、ケアをしてくれました。攻撃でも、前線に飛び出すスピードであったり、距離でや回数、そのようなことを出場した時間で何回もやってくれました。

全ての選手が、本当に勝ち点3をとるために、役割をきっちり果たしてくれたゲームかなと思います。」



ー4試合ぶりの勝利でしたが、この勝利の意味を改めて教えてください

「実際、苦しい期間だったので、勝ち点3がとれないことは、不安になりますし、選手も不安になると思います。これを続けていければ大丈夫だと思ってくれる、一つのポイントになればいいと思います。ただ、これを2試合、3試合続けていかないと、自分たちが一番上に立ち昇格できないので、これを継続していくことを頑張りたいです。」


ー(勝利がない)4試合の中で上村健一監督が改めて、強調した部分というのはどのような部分でしょうか

「今日はピッチ状態が良くなかったので、ビルドアップよりも、基本的にはボールをどこに蹴るか、ターゲットの選手に渡った時の他の選手の役割、ターゲット選手の役割を話しました。

他の試合は『ビルドアップ』『安定してボールを前に運ぶ』『攻撃機会を増やす』『前線でボールを奪われた時は前線から守備をする』ということは常に言い続けていました。今日もできている時間帯もありましたし、できていない時間帯もあったりしましたが、ゲームを通じて、トライする機会ができました。

前節の振り返りを経て、自分たちが下がったエリアでの守備のやり方を今週行いました。

今後も、自分たちが試合を経て、いろんなことができるようになったり、

また、試合を通じて学んでいき、練習でもしっかり取り組みたいと思います。」