順位が1つしか変わらないチームに負けたっていうのは、非常に大きな残念な気持ちが残るかなと思います。

―上手くいかない原因がどこにあるのか、どういった感覚の90分だったのか

「背後を狙う」というチームの前提がある中で、背後を狙いきれなかったというのもありますし、「いい守備から」というところでも、いい守備といえるものは、今日はなかったかなと思います。

―風上を選択した前半に1点取りたかった

もちろん前半は追い風だったので押し込めればよかったですけど、長い時間持たれて、押し込まれた時間もあったので、そこを「どうやって押し返すか」っていうのは1つ課題かなと思います。

―これから巻き返していくために必要なもの

監督もおっしゃいましたが、チームどうこうというより、一人ひとりが自分のやれることを、相手より上回ることを、やっていかないといけないというのはあります。チームでは規律、ある程度の型がある中で、個人がどうするのかということを、個人のところで全員がレベルアップしなくてはいけないかなと思います。

―今シーズン最多入場者で屋島での試合だった

高松開催2試合とも勝てなくて、僕らがいいゲームをすればまたPikaraスタジアムでの試合に繋がる可能性もあった中で、本当に情けない結果で、非常に残念だという思いしかないです。

―「引き分けでもいい」というムードはあったのか

いや、それはないです。もちろんチームの中でしっかり「勝点1を取る」というベースから「勝点3を狙う」という意識はあります。失点をしてしまうと、勝点3を取ることが現状厳しいので、0-0から1点を取るというのが、僕らが今、勝点3を取るには必須だと思っています。引き分け狙いという意識はないです。

―「先に点取られたらやられる、勝てない」みたいに自分たちで暗示をかけているように見える

前節の群馬は前半のうちにひっくり返して、また逆転されても追いついたというゲームがあった中で、そういう悪いイメージはなかったです。今日に関しては、そのひっくり返すようなパワーは試合をしていた僕らも「足りていなかった」と思っているので、見ている人からしたらもちろんそう思われるのは当然です。取られてしまっても逆転するパワーを見せていくというのは、選手として本当にやらなくてはいけないことだと思います。

MF17 牧山晃政 選手

―前半、チャンスは作れていた中でゴールを奪えなかった

少し左サイドを高い位置にして、自分はゴール前に飛び込んでいくという形でゴールを奪えたらいいなと考えていました。

―先制点への意識

前節早い時間帯でゴールを取られましたが、しっかり取り返せる力は示せたので、そこまで先制点を「絶対取らなきゃいけない」とは思っていなかったです。ただ試合をいい形で運ぶにあたって、やっぱり先制点をとることは大事だなと思うので、いい形で自分がゴールを決められればいいなと思っていました。

―チームの現状と巻き返すために必要なこと

準備してきていることは決して悪くないと思っていますが、この状況を変えるためには何かを変えなければいけないので、そのきっかけとなるようなゴールを自分が決めて、チームにいい勢いを与えたいと思っています。

―牧山選手の躍動感あるプレーを楽しみにしているサポーターも多い

楽しさを感じながらプレーができています。「やらなきゃ」という感覚もありますが、伸び伸びとプレーさせてもらって、すごく楽しめているなと感じています。この感覚がチームにいい影響を与えられたらいいなと思っています。

―チームのムードは

ここ数試合勝てていなくて、今日の試合は準備してきたことができずに終わってしまいましたが、ここまでは内容としては決して悪くはないという感覚があったので、そんなに沈んだムードではないです。だからこそ、しっかり勝って、より勢いづけたいなと思います。

―サポーターへ

ここ数試合スタメンで使ってもらっていますが、その中で勝てていません。自分が出るなら勝たせないといけないので、自分のゴールやアシスト、また起点となるプレーをたくさんして勝ちたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします。