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【9/8 岐阜戦】試合後コメント 米山 篤志 監督

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 2024明治安田J3リーグ第27節

vs FC岐阜


米山 篤志 監督 試合後コメント



―総括

まずは 前回のホーム戦、10000人に迫るたくさんのお客さまに来ていただいた中で、試合ができずに帰してしまいました。我々も非常に悔しい思いをしましたけれども、それに代わると言いますか、次のホームゲームでこういった試合をして勝てたことが非常に嬉しいです。
結果としても内容としても、思い描いてきた形がようやく見せられるようになってきた試合だったかなと思います。 
選手たちも非常に素晴らしかったですし、ここまでしっかりと準備をしてきたスタッフも素晴らしい仕事をしてくれました。そういった総合力がこういう結果になったのかなと思っています。

―4ゴール。どのようなプランを立ててきて、そしてこの結果をどう評価するか

最初は「少し前から行こう」「プレッシングを強めていこう」と話していました。ただ、カウンターが効果的だとも思っていたので、それが 上手くはまらなかった時には「無理して深追いはしなくていいよ」というところからカウンターも繰り出せたと思います。その辺はある程度自分たちのプラン通りにいけたかなと思います。
ただ、前半の途中から終盤にかけては、少し相手に持たせるというより、持たれてしまった部分もあったので、後半は少しまた前から行くところでスイッチを入れて、ネジを巻き直して臨みました。


―内容も結果も思い描いた通りか

見ていただいた通りですが、 先制点をまず取ること。守備強度もしっかり保ちながら、いい守備からいい攻撃をしていくことで、外からも中からも攻められるというところ。それを狙った中で、今日は中での攻撃が多く繰り出せました。何より複数得点無失点で終えられたことが 理想の展開かなと思っています。


―終盤戦残り12試合、今後どう戦っていきたいか

このまま流れを継続していくことが1つ大事なことだと思います。 
流れという言い方をしてきましたが、ここまで勝利を重ねてきたので、ある程度「自分たちの力」と自信を持っていい部分かと思っています。 
驕らずに、でもしっかりと「これぐらいができるようになった」というものを自分たちの中に自信に変えながら、またさらなる発展にトライしていきたいなと思います。


―祭りのような得点ラッシュ、流れの中での4得点で積み上げてきたものの手応えはどうか

手応えは感じています。3連勝している中でも複数得点ができてきていますし、 自分たちで取っていく、こじ開けていくこともできる手応えは選手も私もありました。
しっかりとした展開の中から「1点取れたら、また次を見ていこう」という積み重ねが今日の複数得点になったと思います。最初から「複数得点」「得点、得点」「取りたい、
取りたい」だけではなくて、しっかりとした自分たちらしい展開を作りながらできるようになってきたことはすごく価値があると思っています。


―前半、相手に持たれている時間から交代で攻撃の選手を入れたときの気持ちはどうだったか

力のある選手、(川西)翔太を入れて、ボールが入ってきたら中から崩していける手応えはあったので、まさにそのプレーを引き出してくれました。 先発で出た選手も当然それを狙ってくれた中で、お互いが元気な中でやり続けた。そして選手交代でフレッシュかつクオリティーを持っている選手がまたいい仕事をしてくれて、先発と控えの選手を合わせた中でしっかりゲームプランを作って、戦ってくれた結果、こんな感じになったなという風に思います。


―選手層に厚みが出て、ベンチワークも楽しいのでは

そうですね。楽しいというより選択肢が増えて、出た選手もみんなしっかり力を出してくれているので 非常に悩みは多くなりましたけれども、総合力、厚みに繋がっているのかなと思います。


―この勝利を待ちわびたサポーターとホームで喜び合えたことは率直にどうか

本当に最高ですよね。
喜んで歌ってくれるシュラシュシュシュの声のボリューム感とか、そういうものでやはりどれだけ喜んでくれているのかが伝わります。 
本当にこういう形で「みんなで喜びたい」とずっと思い描いて来ました。それができないもどかしさをずっと抱えながらここまで来ましたけれども、ようやくそれを解放することができて、みんなで喜んで、もう本当に最高な1日です。



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