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【試合後コメント】10/23相模原戦 試合後記者会見より

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西村 俊寛 監督

 


総括コメント

「結果は、2-2でアディショナルタイムの失点が防げていれば、勝てたゲームだったのですが、そこで防ぎ切れないことに課題が残っていると感じました。前半に関しては、立ち上がりはうまく入れて、得点できました。その後、追加点が入っていれば、もっと有利に試合を進められていたと思うのですが、何回か決定機を外してから、相模原さんにうまくビルドアップされて、守備がうまくハマらない中で押し込まれ、フリーキックで失点しました。後半は途中から、コンパクトフィールドを保てる様になり、セットプレーから得点し、いいリズムで試合を進められました。ただ、最後に失点したのと、攻撃に関して思いのほかボールを前進させられなかったのは、大きな改善点だと痛感しました。その中で、今日もすごく声援が聞こえて、選手の力になって、後押ししてもらったと思いますし、次の北九州戦はその声援に答える様にしたいと思います。」


ー2得点を振り返って。

「1点目は、サイドからいいクロスが入って、中の枚数も足りていて、後藤選手が決めてくれました。サイドからのクロスはトレーニングしている部分なので、成果が出ていると思います。2点目のコーナーキックも、トレーニングを重ねてきました。デザインしたプレーで決めてくれたので、選手・スタッフに感謝しています。」


ー4バックでの戦いを振り返って。

「4バックの場合、サイドに相手がポジションをとったときに難しい状況が発生します。なおかつ、相模原さんの藤本選手にトップ下で自由にプレーされ、捕まえられないまま精度の高いボールが配球されたので、DFラインが徐々に下がって中盤との間が開いてきたり、横との距離が広がったりといったことが起こり出して、前半は下がって受けてしまったなという印象です。」


ー今日の結果を受けて、どこを改善するのか。

「相手がワイドにポジションをとってきた時の対応と、攻撃ではビルドアップの改善、加えてペナルティーエリア内でシュートブロックする時の手の位置など、日頃のトレーニングから、改善して上手くいかない時でも、走力でカバーできる様にしていきたいと思いました。」


ー最終盤を迎える意気込みは。

「とにかく1つでも多く勝てるようにしたいです。そのためにも選手が躍動し勝利する姿をファン・サポーターの皆さまに見せられるように、トレーニングしていきたいと思います。」


内田 瑞己 選手



ーゴールを振り返って。

「このJリーグ初ゴールは、今まで支えてくれた家族や友人、スタッフ、ファン・サポーターの皆さまのおかげだと思っています。得点することができてうれしいです。」


ートレーニングしてきたプレーだったのか?

「そうですね、サインプレーの一つとして持っていたプレーから、ゴールが生まれたので良かったと思います。」


ー蹴った瞬間は覚えていますか?

「インステップに当たった瞬間、入ったと思いました。そのままボールの軌道を見ていたら、ゴールネットが揺れていました。長い間、ホームで勝てていなかったですし、チームとしてホームで久しぶりに得点できたので、それをファン・サポーターの皆さまと分かち合いにスタンドまで行きました。」


ー勝ち切れなかったという結果を受けて。

「今の自分たちの甘さを感じました。日々のトレーニングの甘さが、最後のワンプレーに出て結果的に勝てなかったんだと思います。また一週間調整して、次は勝てるように頑張りたいです。」


ー終盤、嫌な流れはあったか?

「嫌な流れはありましたが、役割はハッキリしていましたし、ここ数試合セットプレーで良い守備が続いていたので、ネガティブになることはありませんでした。」


後藤 卓磨 選手



ーゴールを振り返って。

「素直にうれしいですが、引き分けてしまったので、今は悔しい気持ちの方が大きいです。」


ートレーニングしてきたプレーだったのか?

「シーズン前半戦は、ゴール前に飛び込むシーンが少なかったので、点が取れない自分のプレーを振り返って、それが課題だと気づきました。なのでここ数試合、ゴール前に飛び込む回数を増やすことを、意識していました。そこに、いいボールが来てゴールでき、ゴール前に飛び込むことが大切だと改めて感じました。」


ー勝ち切れなかったという結果を受けて。

「悔しいですが、サッカーには色んな不運があって、仕方ない失点もあります。なので、切り替えて引き分けたことをポジティブにとらえて、次は絶対勝てるようにいい準備をしていこうと思います。」


ー守り切る部分の課題をどう改善していくのか。

「今年の中でも、試合終盤に失点することが多いので、守り切る強さが、このチームにはまだないと思っています。その力を、試合の中でつけていかなくてはいけないと思っています。」