西村 俊寛 監督

総括コメント

「結果的に0-2というところで、愛媛さんに要所要所できちっと決められたなという印象です。うちも、惜しいというか、崩すシーンは何度か作っていたんですけど、最後の決め切れる質であったり、逆に1点目のカウンターの所を防ぐ守備の能力であったり、あとは後半の入りので2失点目のクロスボールへの対応であったり、そういうところの差が、大きかったゲームだったなというところです。ホームゲームで勝てなかったというのは本当に悔しくて、見に来てくれたサポーターの皆さんに、申し訳ないというのは感じています。特に、連敗というところで、得点も出来なかったということに関して、選手は本当に戦ってプレーしてくれていますけど、もう一つ、二つ積み上げていかないといけない部分はあり本当に強いチームになるための努力は粘り強く継続して、次の岐阜戦に必ず勝てるよう、もう一週間またしっかり準備するしかないと思っています。」

ー2トップの狙いと効果は。

「狙いは、得点を取りに行きたいというところで、2トップにして1枚1トップよりも前線に人数をかけた中で、愛媛さんに対して対策をとろうと思っていて、良かった部分もあるんですけど、まだまだ改善していかないといけないです。ポストプレーの質であったり、2人の関係性であったりとか、まだまだ改善できるとは思うので、そこは強みを生かそうと思って選択したところです。」

ー前半戦を振り返って、今のチームに必要なものは何か。

「そうですね、実際上位のチームとやった時に、ゴール前のアタックの質、ゴール前の守備の質というところで、うちはなかなか決め切れなくて、相手のチームには確実に決められているというところで、そこの本当のちょっとした差と、セットプレーに関してもそういうところの差が確実にあると感じています。上位のチームに今後勝っていこうと思うと、攻守にわたるゴール前の質を改善していかないと、目標としている一桁順位であったり、上位争いしていくというところに関しては、なかなか難しいと思っているので、そこが一番優先順位の高い課題かなと思っている。」

ー具体的に、「積み上げなければいけないこと」とは何か。

「ゴール前のところで言うと、クロスボールを上げる人の質であったりとか、あとはそこに入っていくタイミングだとか人数だとか、そこのところの質ですね。あとは最後のフィニッシュですね。ボールを全員で運んでゴール前まで持っていった後で、ゴールを決め切るっていうところに関してはかなり課題を感じています。」

ープレーの中でチャレンジする事への促しは?

「チャレンジというところで言うと、ドリブルで積極的にしかけたり、サイドを突破する時に相手のDFとDFの間をランニングを活用してスペースを作りながら、相手の背後とっていくというところは、もっとチャレンジしていける様に、もう一度選手に対して整理していきたいと思う。」

佐々木 渉 選手

ー愛媛との差をどう感じたか。

確かに、ゴール前で自分も含めて、横パスのミスもありましたし、ゴールに行くシーンは前半と後半の頭にありましたが、そこで決め切ることが出来なかったのが、愛媛との差だと思います。

ーその差を埋めるために何が必要か。

ゴール前の迫力、厚みというか人の数だったり選択肢だったり、個人の決め切る力もそうですし、もう少しゴールに迫力をもってみんながプレー出来ればもうちょっと得点確率は増えると思います。

ー後半戦に向けて。

最後、本当に勝ちたかったですが、2連敗になってしまい、もう一回みんなで修正するところは修正します。次の岐阜戦がすぐにあるので、前期で積み上げてきた部分は毎試合出せるようにして、課題については時間は短いですけど向き合って修正して来週を迎えられればと思います。

岩本和希

ー今日の試合を振り返って。

何としてでも勝たなくてはいけない試合だったので、個人の復帰戦とかいろいろありますけど、チームが苦しい中でどう違いを出せるか、というところを個人のテーマとしてやりましたが、結果を出せなかったのが全てだと思います。

ー愛媛との差をどう感じたか。

チャンスの数は同じくらいあった感覚はありますが、決め切るところです。やはり個のところになってくると思いますが、決め切るところはやはり少し違ったかなと感じています。バリエーションのところは、少しずつうちも増えてきたと感じていますが、得点につなげるという意味ではまだまだなのかと思います。

ー目標へ向け、積み上げていきたいところは。

今日も0-2でしたけど、大きな差があるとは思っていません。決め切る、守り切るというほんの少しの差を埋めるには、コミュニケーションのところだったり、練習を重ねていくしかないです。決め切る、守り切ることが出来れば少しずつ変わっていくんではないかなと思います。練習から意識してやっていきます。