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明治安田生命J2リーグ第18節FC岐阜戦監督コメント

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 ○北野誠監督コメント

残念な結果になってしまったと思います。トレーニング、スカウティング等々含めて想定内のゲーム展開だったと思います。後半の立ち上がり5分でああいう形でだと中々しんどいと思います。そこからビハインドの中、奪いにいってリスクをかけるのか、それとも残り10分で勝負をかけるのかの部分で僕はうちの選手の運動量であったり、スピードであったり、考えたときに残り10分に勝負をかえるしかないなと思いました。そういう戦い方をしました。ただ先に失点してしまうと難しい展開になりました。ただ、チャンスがなかったかというとチャンスはたくさんありましたし、決めなきゃいけない所もたくさんあったと思います。ここまで出来ているにもかかわらず、勝たせてやれないのが、ファンの方々にも申し訳ないと思います」


Q:入りからも、守備も安定していて、攻撃もカウンター、決定機、セットプレーも多かったと思います。正直勝ち点が取れなかったのが、不思議な試合内容でした。あと何が一つはまればと思いますか。

「正直な所、トレーニングの雰囲気、選手間、今までないくらい何年もないくらい良い雰囲気ですし、みんなが行く、行けるっていうところがここ数試合あるんですけど、そこで勝てないっていうのが。不思議というか何でこれで勝てないのか。きついです」



Q:こういう言い方もですが、運などもあるのでしょうか。

「どうでしょう。運も実力の内とも言いますが。実際、パスの本数や保持率は岐阜さんだったんですけど、決定機やコーナーキックはかなりあったので。それを決めれるか決めれないかがサッカーなので、結果がでなければ駄目だと思います。本当に残念です」



Q:今日の試合、入りの時間も良かったですし、前の意識、またFC岐阜の良さを消していた良いサッカーだったと思います。残り10分という話がありましたが、こういう決断になっていくのでしょうか。

「どうですかね。例えばビハインドになったときに2トップの選手がどんどん追いかける運動量がある、もしくは今日の岐阜さんの中盤の3人のように、スピードはそこまででも運動量がある、ウチのボランチの高木と渡邉が彼らのような運動量があるかというと運動量はない、だから結局のところサッカーのやり方っていうのは選手の特徴でやらなければいけないと、ウチの選手の特徴はこれだからこれでやってると、もし特徴が違えば、違ったサッカーをやらなければいけないと思います。ただウチの選手のベストの戦い方っていう、90分間どこで勝負をかけるか、どこで我慢するかだと思います。日本代表もそうですけど、それがサッカーで一番難しいところだと思います。この間の西野さんのサッカーを皆さんがどう思われるか分からないですけど、あれが日本代表のサッカーのベストだと思って西野さんはやっていると思いますし、僕はこの戦い方が選手達にとってベストだと思っています。だからこそやっています。いろんな皆さんの意見があるかもしれないですけど、一番近くで見ている僕が彼らの特徴なり、やり方なりを見てこれがベストだと思ってやっています。岐阜さんのようなサッカーが良いというなら良いだろうし、ウチのサッカーが良いという人がいたり、いっぱい、いろんな意見があると思いますけど、これがウチの選手達のベストだと思ってやっています」



Q:岐阜の布陣に対してうまく立ち位置変えながら良く出来ていたように思います。先に失点してはというお話もありましたが、その精度をさらに高めていくためにはどういったところを突き詰めていくのが大事だと思いますか。

「先に点を取るという部分ですね。今日も何回もカウンターでチャンスはあったしセットプレーだってたくさんありましたし、コーナーキックもです。その精度を高めて先に点を取ることだと思います。先に点を取れれば、もっともっと相手は攻めてくる訳ですし、そこを上手く奪ってカウンターでという流れですね。そこをウチが0-0で引っ張れるといくらでもチャンスはあると思います。それを先に失点してしまうと中々難しいですね。今日も前半は0-0でプラン通りでした。ウチも取れなかったけど相手も取れなかった。後半相手は点を取りにくるだろうなという所で、最初の5分、10分が大事になってきて、そこを我慢出来れば、0-0もしくは1-0で勝てるゲームだったにもかかわらず。そこを我慢出来るか出来ないか。今年はそういった部分で我慢が出来ていないです。そこの精度というか我慢をするところをやらないと中々難しいです。先程の話にもありましたが、今永田がいない中、渡邉と高木のボランチとしての彼らは彼らなりの特徴を生かしてやっています。永田のような運動量がある訳ではないです。去年の山本(山本翔平選手)のような運動量がある訳ではないです。そうすると今年のサッカーは違う訳で、そこを上手くやって0に抑えていかないといけないと思います。人が変わったら去年、一昨年のようなサッカーは出来ないですし、それを組織的にやっていかないと、我慢する場面で我慢する事が出来なくて。こういう成績で見てくださっている方々、応援してくれている方々に申し訳ないです。申し訳ないと思います」