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【試合後コメント】5/29鹿児島戦 試合後記者会見より

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西村 俊寛 監督


総括コメント

「首位の鹿児島相手に、自分たちの力が試されるゲームだと念頭においてトレーニングしてきた。暑い中、サポーターもたくさん集まってくれたが、0-4という結果は本当に申し訳なく思う。選手は本当に誰一人あきらめることなく、気持ちをもって戦ってくれた。そこはチームの成長している部分。サブの選手も勝つためのプレーをしてくれた。僕のところで、選手がもっと力を発揮できるように送り出せれば、違った結果になったかもしれない。」


スタメンを変えた狙いは?

「重松選手には、ポストプレーや技術を発揮できるようにワントップに置いた。その下に、スピードと走力があり、ドリブルができる吉井選手、吉田選手。それらの武器を使って攻撃しようと考えた。」


失点後は?

「立ち上がり15分で2失点したあと、もう一度建てなおすのは難しかった。その中でも選手たちは首位相手に前向きな声掛けを続けていた。」


後半チャンスが増えたのは?

「前半も、オフェンシブの選手が相手のCBやSBにプレッシャーをかけることができた時はいい攻撃ができていた。もう一度その奪い方をやろうと声をかけた。そのほかにも、攻撃の仕方や突破したあとのクロスの入り方をコーチが構築してくれて、後半のチャンスに繋がった。」


3試合ゴールなし。これをどう打開するか。

「ワントップのシステムやゴール前の人数からもう一度見直す。セットプレーやロングスローが多かったのに点がとれなかったのはなぜか、分析しないといけない。最後の質の部分を練習から突き詰めていく。」


次節アウェイ富山戦に向けて。

「調子を上げてきているチームなので、しっかり分析して相手の強みを消しながら、こちらの強みを出していく。積み上げてきた部分はあるので、それを再構築してさらに新しいものを加えていきたい。」


西野 貴治 選手


失点シーンを振り返って。

「立ち上がりの早い時間で、相手の勢いにのまれてしまった。難しいシーンだったというよりは、自分たちの対応ミスが多かった。」


どう修正していくか。

「修正というより、普段やれることを試合でもやれれば問題はない。ゲームの入り方は、チームとしても意識しているところ。それを発揮できなかったので、もう一度集中してやっていくしかない。」


次の試合について。

「いままで積み上げてきたものも、チームがバラバラになれば一瞬で崩れてしまう。頭を整理して、明日からも自分たちのやっていることを信じて、自信をもってやるだけ。やることは絶対変わらない。長い距離を走る、球際、ヘディングを競る。それを一週間準備して、次の富山戦で連敗をしないように。勝ちにいきたい。」



吉井 佑将 選手


初先発、試合を振り返って。

「初先発ということで自分のなかでいろんな思いもあって、結果を出してそれを表現したい試合だったが、立ち上がりの失点から良くない展開になってしまった。後半盛り返せた部分もあったが、点を決めきりたかった。」


何が足りなかった?

「練習でできないことは試合でもできない。練習でやったことも成功するとは限らないという世界。毎日試合をイメージして、どれだけ強い覚悟でトレーニングに取り組めるか、それを練習から表現できるかだと思う。」


自分自身の評価は。

「自分のせいで負けたと言ってもいいと思えるぐらいの出来だった。うまく点をとってチームに勢いをもっていきたかった。この気持ち、経験を糧にして次はゴールという形でチームに貢献したい。」