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【試合後コメント】5/4今治戦 試合後記者会見より

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西村 俊寛 監督

ー総括コメント

「GW連戦で、3000人以上のサポーターが来てくれたなかで、なんとか勝ちたかったがとても悔しい敗戦になった。サブも含めてチーム一丸となって選手はよくがんばってくれたが、最後は今治に上をいかれた。次は天皇杯もあるので、またチームとしてひとつレベルをあげられるように準備したい。」

 

ー相手に上回られた部分は?

「連戦の影響も出て、予想よりも選手の動きがフレッシュではなかった。今治は前節と同じメンツだったなかで、しっかりと動けていた。」

 

ー惜しい場面もあったが、無得点の要因は?

「もっとボールを保持する時間が長ければ、相手に守備で疲労やプレッシャーをかけられた。その時間が少なかった。」

 

ー失点シーンを振り返って。

「(ラルフ・セウントイェンス選手が入ってから)もう少し真ん中でどっしり構えて、単純に蹴ってくるかと思ったがそうでもなく、縦パスが嫌な形で入っていると思って修正しようとしていたところにクロスからの失点だった。」

 

ー得られたものや課題は?

「組織的な守備や、前からプレスをかけて前向きにボールを奪うことは、福島戦からできていたが、今日はそこが機能していなかった。攻撃に関して、意図的にボールを入れられてはいたが、もっと相手をみながらウイークポイントをつきたい。4バックにはサイドチェンジで相手を揺さぶってから、間があいたところに縦パスを入れるようなプレーをしたい。」

 

ーここまでリーグ戦の手ごたえは?

「前からの守備に関しては、選手も手ごたえを感じていると思う。今日みたいにそれができない試合でどうするか。特に夏場は全試合そういったプレーは難しい。それをどうしていくか構築していきたい。」

 

ー今日の選手について。

「うまくいかない状況でも、なんとか点をとろう、闘おうという姿勢をみせてくれている。闘う部分ではリーグでナンバー1になりたい。そのなかで、選手たちを勝たせてあげられなかったのは自分のミス。反省したい。」


遠藤 元一 選手

ー今日を振り返って。

「まず中3日でこの暑さ、みんなタフに戦っていたとは思う。ベンチを含めてハードワークしたが、もったいない失点。自分たちもチャンスがなかったわけではない。ダービーマッチで、3連勝も懸かっていたので非常に悔しい。」



ー失点シーンについて。

「失点のちょっと前から、後手にまわったシーンが続いて、組織的なミスと個人的なミスが重なったことが原因。」


ー今シーズンの手ごたえはあるか?

「間違いなくある。去年の最下位から一桁順位を目指して、一年半ぶりの連勝をした。チームとしても個人としても、自信をつけてきたところでこの試合はより悔しい結果になった。」


ー今後なにが必要か。

「目に見えるところで正しい判断をする、いくべきところでいく、クロスを上げさせない球際など、全部必要。去年最下位で今の順位をみると、ちょっと良くなったと思いがちだがそうではなく、もっともっと上を目指すようにならないといけない。」


ーここまでのチームの雰囲気は?

「シーズン最初に、監督から明確に要求があった。球際、ロングスプリントなどができなければ試合には出られない。若手やベテラン関係なく見てくれるので、競争が激化してきたと思う。同じポジションの田尾はまじめに練習もしていて、ポジションを絶対奪わせない気持ちで日々の練習ができている。」


川﨑 一輝 選手

ー決定機もあるなかで、敗因は?

「特になにが原因、というのはないと思う。相手のキーパーもうまく、こちらのコースも甘かった。それは練習で積み上げないといけない。」


ーこれからなにが必要か。

「1本のチャンスを決めきる決定力が本当に大事だと思った。個人として、この試合でクロスを良い形であげられたのは1本だけ。手前の選手に引っかからないように、もっとビッグチャンスをつくらないといけない。」


ーダービーでの敗戦について。

「本当に悔しい。これだけサポーターもいるなかで勝てなかったのは申し訳ない。いまそれを言っても仕方ないので、次の試合に向けてチームで勝てるように準備をしたい。」


ー個人として意識している点は?

「受ける前に中の状況を見ておくというのは意識している。前の試合でもあったように、松本孝平選手にボールを蹴ると点をとってくれるというイメージがある。それも警戒されてしまうので、今日は青戸選手を狙っていた。クロスをどんどんあげていこうと意識したが、相手もそれをさせないようにしてきた。もっと工夫が必要だった。」


ーいまのチーム全体の状態。

「誰が試合に出ても同じプレーができるような状態。すごくいいチームになりつつある。監督が求めている球際、攻守の切り替えを突き詰めたい。」