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【試合後コメント】4/30FC岐阜戦 試合後記者会見より

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西村 俊寛 監督

総括コメント

「まず、岐阜を相手に結果を出せたのは選手・スタッフのがんばりももちろんだが、2000人を超える観客と、サポーターの作り出す雰囲気のおかげだと改めて思う試合だった。岐阜のストロングポイントを出させないように守備をする、相手の背後をつく、これらを徹底してうまく点がとれた。前半終了間際の失点は予想外だが、そのあと退場者がでたのはゲームの分かれ目。そこで守備にまわることなく、もう一点とりにいったのは選手がよくやってくれた。最後のセットプレーも、みんな体を張って最後まで集中して守れた。つぎに繋がる勝利だった。」


退場後の指示について。

「退場者がでたあとよくあるのが、退場したチームの10人が1.1倍ずつがんばって調子をあげることがある。それをさせないために、オフェンシブを二人交代して前からプレッシャーをかけることを意識させた。」


選手の評価は?

「クロスからの得点は狙っていた。いいクロスがあがって点がとれたのは、本当に選手たちを褒めたい。」


途中出場の選手は?

「吉井に関しては長い距離を走る、球際、攻撃への絡み方がよかった。臼井もだがエリートリーグで調子がよかったので起用した。」


守備について。

「岐阜は個人の能力が高いので、それを自由にやらすと厳しいパスが入ってくるのでプレッシャーをかけたかった。一番やっかいだったのは石津選手。中盤で嫌なポジションを取られ続けて、そこを消せなかった。そこに庄司選手、宇賀神選手などから質が高いパスが出ていた。後半、そこをどう消すか考えたが、なかなか想定どおりにはいかなかった。」


その攻撃を凌げた理由は?

「最後まで選手が集中していたこと。そういったパスが通っても、ゴール前まで戻ってシュートや失点を泥臭く防ぐことができた。粘り強くなってきたということ。うまくいかないのがサッカーだが、個人としてもチームとしても積みあがってきている。」


このゲームの意義は?

「個人の能力が高い岐阜に、チームとしてどう対抗するのかというのがポイントだった。守備では石津選手を捉えきれなかったが、岐阜のストロングポイントであるサイド攻撃をうまく抑えることはできた。攻撃でも狙っていることができた。人数が多かったとはいえ、そこに勝てたのは次に繋がる本当に大きな勝利だと思う。」


3連勝がかかる次節、今治戦について。

「今治の特徴は、個人のスキルも高くチームとしてボールを動かすというストロングポイントもある。それをどうやって防ぐか、組織としてどう攻撃するかが次のゲームのポイント。練習で強度高くやれている分、スムーズに試合へ入れているので雰囲気が良くなってきている。中3日だが、昇格目指して戦っているチームに対してしっかり全員で立ち向かっていきたい。」


松本 孝平 選手

今日を振り返って。

「一輝にボールが入った時点で、アイコンタクトがあって、一輝が常にゴールに直結するプレーを意識してくれているので、絶対ボールが来ると思って背後を狙って、そこにいいボールが入ったのであとは流し込むだけだった。2点目は、相手が一人少ない中、途中出場のヨシ(吉井選手)と貫太(臼井選手)が高い位置で時間をつくって、自分はファーでクロスを待っていたところにボールが来て、これも流し込むだけだった。この2点は取らせてもらったと思っている。」


1点目は狙い通り?

「一輝が練習から意識してくれているので、その狙っているところにFWとしては走りこむだけ。普段からの意識が出ただけ。」


人数が多い状況でどんなことを考えたか。

「引分けで終わることはないなと思っていた。どうにか点を取りたかったので常にゴールを狙っていた。」


この4試合でゴールがなかったが、2ゴール。

「ゴールはなかったが、チームに求められていることはそれ以外にもたくさんあって、そこはできている。ゴールに繋がればもちろんいいが、チームを勝たせる動き、やるべきことをやることは大事。その中でも、点を取るための修正を練習からしていて、それが出たゲームだった。」


 今後について。

「まだまだやれると思う。攻撃や守備の課題は今日もたくさんみえてきた。カマタマーレ讃岐がまたJ2でサッカーができるかもしれない、というような順位にいるところをサポーターやスポンサーの方々に見せないといけないので、もっともっと結果にこだわりたい。」


(↓FC特典:お仕事体験より ヨシトくんの質問)

僕もサッカーをやっていて、裏を狙うタイミングを教えてください。

「FWには、パスを出すチームメイトが必ずいると思うので、パスを出してくれる人とたくさん話して、裏に出してほしい、とたくさん話すこと。周りの友達に話してコミュニケーションをとれば、裏を狙うようなボールが出てきて点がとれるようになると思うので、がんばってください。」



伊従 啓太郎 選手

後半気持ちが入っていたが?

「前半最後の時間で、自分のミスから失点をして嫌な終わり方だった。ハーフタイムで仲間からも切り替えろと声をかけてもらって、これだけ多くのサポーターもいるなかで気持ちをみせてやろうと覚悟を持って入った。しっかり気持ちを入れた状態で後半はプレーできたと思う。」


どのようなことを考えて臨んだ?

「試合の前から、岐阜は個のクオリティがあるという認識があった。ゴール前のところで最後をやらせない、自分たちは決めきる、という練習で取り組んだことがでたゲームだった。」


勝利の瞬間の心境について。

「今シーズン、2勝1分3敗。ホームで今日勝てば、順位としても自分たちが上に行けるというゲームだった。最後まで守り切るという気持ちをチーム全体でみせていたので、自分も含め周りも喜びが爆発した。」


初めてのラインダンスについて。

「前節も遠いアウェイまできてくれたサポーターと写真をとって喜びを分かち合った。クラブとして一体感を出したかったのでよかった。次はもうちょっとスムーズにやりたい。」


次節について。

「ちょっと準備期間もあるが、今治は中4日で入ってくるし、ボールも動かしてきてまた違ったゲームになる。体のケアや相手の分析など、チームとしてしっかり準備をしたい。」


(↓FC特典:お仕事体験より サツキちゃんの質問)

家でどんなトレーニングをしていますか?

「自分はサッカーの試合を見るのが好きなので、サッカーの試合を見ることもトレーニングだと思っています。家では、サッカーの試合をたくさん見るようにしています。」