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【試合後コメント】4/17アウェイ八戸戦 試合後記者会見より

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西村 俊寛 監督

―総括コメント

「初めに、遠くからサポーターに来てもらいその中で勝利できたことがうれしいし、ありがたい。グラウンド状況が悪かったので下でボールを繋ぐのではなく、徹底的に相手の背後にボールを供給しその次のセカンドボールをいかに拾うかの勝負だと思い、ゲームを進めた。その中で、うまく点が取れて重ねていけたことが大きかった。ただ、最後の失点が状況を難しくしてしまった。サブの選手も含めて、頑張っていい雰囲気が作れたと思う。」


八戸との対戦に向けて意識したところは?

「八戸は守備が強固なチームなので、その守備をどう打ち破るか色々考えてきた。しかし、グラウンドの状況が悪く、徹底的に相手の背後にボールを供給し、そこからセカンドボールを狙う手法に変えた。守備に関しては、パスを繋いできた相手に対し、プレッシングをしっかりやることができていた。選手はよくトライしてくれた。」


先制点のゴールシーンをどう評価するか?

「松本孝平がうまく落としてくれた。そこへ青戸も上手く絡んで行った。これまでも何回かロングスローで、そのようなシーンが見られていたので狙っていこうと話していた。選手がうまくやってくれた。」


―次節に向けて。

「天皇杯の予選がなく、次のゲームまで一週間空くので、もう一度チームで積み上げていかなくてはいけないものがある。それを少しずつ積み上げながら、次の岐阜戦でまた勝てるように持っていければと思う。」


松本孝平が相手を背負いながら、ボールを収めるシーンも見られた。評価は?

「しっかり戦ってくれたと思う。システム上ワントップのデメリットは、ツートップで絡めないこと。そのデメリットをどう解消するかというと、オフェンシブの動きがポイントになる。オフェンシブの近づきがうまくできたことと、その部分に対して松本がうまく機転をきかせていた。彼はターゲットとしてワントップとツートップどちらもできるタイプなので、向こうの藤井選手とよく戦ってくれたと思う。」 



青戸 翔 選手

試合を振り返って。

「アウェイということで、グラウンド状況や相手の戦い方を見て前半は探りを入れながら、チームで話し合っていこうとなっていた。前半いい形で点を取れて、ピッチの中でもコミュニケーションをとれていた。最後は失点してしまったが、勝ち切ることができて良かった。」


先制点のシーン、スローインからきれいな流れだったと思うが、振り返って。

「スカウティングで、ディフェンスラインのカバーリングが薄いと分かっていた。松本孝平とフリックなどで点を取ろうと話し合っていたので、それができたシーンだった。狙い通りだった。」


ワントップの松本孝平と、ツーシャドゥの関わりがいいように見えた。自身で振り返って。

「練習の時から、コミュニケーションをとって目も合わせて、意図をもって練習からできている。それを試合でもやっているだけといった感じ。」


前節からいい流れで来ていると思うが、どう感じるか。

「練習からキツくて、今は試合の方が楽なんじゃないかと思える。いい積み上げができていて、勝点+3だけがない状況だった。今日は絶対+3を積み上げようと監督から話があった。それができてよかった。」


次節へどんな準備をしたいか。

「もっと上へ行くということを意識して、やるだけだと思う。」 



内田 瑞己 選手

試合を振り返って。

「まず、遠く青森まで来てくれたサポーターに感謝したい。勝利で恩返しできたと思う。チームとして、アウェイで勝てていなかったので、今日勝つことができてよかった。ただ、勝ったけれども改善すべきことがチームとしても個人としてもある。自分たちが一つでも上の順位へ行くには、勝ちながら成長する必要がある。それを続けていきたい。」


先制点のシーンの形は狙い通りだったか?

「自分はロングスローが投げられるので、あそこはチームとしても狙っていたところ。それがゴールにつながってよかった。」


チームとして、個人として改善したいところは?

「個人としては、最後に失点してしまったところ。自分のサイドからクロスを上げられて失点してしまったので、タイトな守備というところ。チームとしては、奪った一本目のボールを繋いでマイボールにすることから、いい守備からいい攻撃にどうつなげられるかが、改善する点だと思う。」


前節からいい流れで来ていると思うが、どう感じるか。

「日々の練習から、チームメイトを含めスタッフとたくさんコミュニケーションが取れている。それが今日、ピッチの上で勝利という結果で形として表せたのではないかと思う。」


チームとしても高まっている?

「高まっていると思う。でも、まだまだこれからだと思う。」