GAME

【試合後コメント】4/2アウェイ藤枝戦 試合後記者会見より

GAME

西村 俊寛 監督

―総括コメント
「引分に持っていけたかもしれない試合だったが、負けてしまった。応援してくれたサポーターには本当に申し訳ない。藤枝の攻撃を守備で追い込んでボールを奪おうと思っていたがうまくいかず、終始藤枝ペースだった。後半の立ち上がり、真ん中を割られての失点だったこともそうだが、前からのプレッシャーをかけられなかったことが敗因。攻撃では、意図的にビルドアップして背後を狙いたかったが、相手の方が上だった。」

―前半、ボールを持たれながら、後ろは耐えていた。どんな狙いを持っていたか。
「相手のオフェンシブの選手が、アンカーの横を使ってくると思っていたので、そこを締めた。最後に入ってくるボールのクロス対応と、そのセカンドボールを拾う部分はできていた。
クロスボールを限定できなかったところは、苦しいなと思っていた。選手はその中でよく頑張っていた。」

―後半に向けてどんな修正をしたか。
「前からプレッシャーをかける仕組み作りをしたが、それをやりきる前に失点してしまった。逆にその失点後は前からプレッシャーをかけることはできるようになった。それを前半からできれば、また違った展開になったと思う。」


渡辺 悠雅 選手



―試合全体を振り返って。

「守備から入って、前半を0で抑えられたが、後半立ち上がりに失点して難しい試合内容だった。最後まであきらめず前へ行く姿勢を見せられた。次に繋がる試合になったと思う。」

 

―前半から押されていたが、何を考えたか。

「全体で割り切って、回させているという共通認識を持っていた。ピッチの中では、ストレスを抱えずにできた。」


―後半、失点後は前への意識が強くなったか。

「元から前へ行こうという感じだったが、イージーなところで失点してしまって、火がついたと思う。」


―マッチアップした榎本選手(藤枝27番)について。

「楽しかった。あまり自分に対して、仕掛けてくる選手がいないのでいい相手だった。勉強になった。」


―次への改善点は?

「前からプレッシャーに来る相手に対して、自分たちが主導権を握り攻撃することが課題だと思う。そこをチーム全員で修正していきたい。」


後藤 卓磨 選手

―試合全体を振り返って。
「前半、あまりチームとして攻撃できなかったことで、藤枝に押されて、守備でチーム全体が疲労した。攻撃ができなかったことが後半の悪い流れを作ってしまった。少ないチャンスを決め切れたら、引分にできたし、勝てた試合だった。」

―前半、監督は“もっと前からプレッシャーに行きたかった”と言っていたが。
「相手CBのポゼッションがうまかったので、個人としてもCBにプレッシャーを掛けられず、FWに追わせる形になってしまいアグレッシブに守備ができなかった。」

―先制された後は、意識が前へ出たか。
「ベンチからも前から行こうと言われた。チームの中でも、前からプレッシャーをかけて蹴らせてセカンドボールを拾い、カウンターを狙うイメージができていた。」

―悔しい試合だったと思うが、収穫は?
「収穫は…、前節は先制されてチーム全体がネガティブになり、失点が重なってしまった。その中でも、(今節は)1点で抑えられたことが収穫だと思う。決定機やPKもあった。あとはチャンスを決めきるだけだと思う。」

―次は、好調なチームをホームで迎えるが。
「2連敗の流れを断ち切り、良い流れを作れるよう、来週からチーム全体でいい雰囲気でポジティブなチームにしていけたらと思う。」