【試合後コメント】明治安田生命J3リーグ第4節藤枝戦試合終了後コメント

GAME 2021/04/05

西村俊寛暫定監督

「カマタマーレのサッカーコンセプト『常にゴールを目指す』ことを意識した。相手ディフェンスラインの背後を狙い、ゲームを進めようと思った。ボールを奪われても、攻守の切替えを徹底しようと思った。就任してから短期間だったため『戦う気持ち』を重視した。」

3-3-2-2へシステム変更した意図は

「選手の特長を生かしたかった。また、相手のサイドハーフのプレッシャーが早いと思い、サイドハーフとサイドバックの間のスペースに、素早く縦パスを入れようとした。さらに、2トップの機動力を活用したかったが、うまくいかなかった。」

今節の収穫は

「60分以降、相手の運動量が落ち、ボールを繋げた。ハーフタイムに『サイドチェンジを有効活用するように』と指示し、効果的に使えた。あとは、最後の質とクロスに入るタイミングや枚数が足りていない。また、シュートの意識を高める必要がある。シュート4本だけでは勝てない。」

この一週間でどのようなことを考えて、臨んだか

「前節・岐阜戦で、攻守の切替えや球際など戦う部分を変えることは、今やれることだと思った。選手たちが前向きにプレーできるようにしたかった。」

暫定監督の就任について

「急なことで、気持ちを整えることは難しかった。決断した時は覚悟をもってやろうと思った。今やれることは『香川の皆様、ファン・サポーター、スポンサー、DAZNを見ている人に気持ちが伝わるプレーをする』こと。継続したいと思う。」

選手たちに試合前どのような声掛けを

「『勝利すること』『攻守の切替え』『セカンドボールの反応を早くすること』を声かけた。」

暫定監督として、今後どのようなサッカーを目指し、どこを修正するのか

「戦術的な指導は難しい。カマタマーレのサッカースタイルを継承したい。攻撃では背後を狙うこと、シュートの意識を上げたい。そのため、選手同士の距離感の改善やクロスに対して中の人数を増やしたい。また、今日の試合では高身長のセンターバックを起用したので、セットプレーで点をとりたかった。」

竹内彬選手

「非常に残念な結果だった。このようなチーム状況にも関わらず、応援してくださる皆様。スタジアムで濡れながらレインコートを着て、応援に来てくださり、感謝している。」

上野山前GM兼監督が辞任されたことについて

「予想していなかったことが起きた。多少なりとも平常心ではなかったと思う。こういう状況にしてしまい、前GM兼監督に対し、申し訳ない気持ちがあった。頭では『切替えなければならない』と思ったが、時間がかかった。西村暫定監督が戦術を明確にしてくれた。今週の後半の練習で、スムーズに試合の準備ができ、最善を尽くせたと思う。他の選手には『前向きに頑張ろう』と伝えた。」

今日の試合心掛けたことは

「システムや人の配置の変更について、練習に取組みながら、選手たちもわかっていた。西村暫定監督は戦い方を明確にしてくれ、わかりやすかった。難しい状況で指揮を執られ、最大限努力してくれた西村暫定監督に、勝利をプレゼントしたかった。非常に残念な結果になった。先制点を奪われないことをゲームプランとしていた。セットプレーの失点は悔しい。」

改めて、今後の意気込みを

「ファン・サポーター、応援してくださる皆様、声援に応えられず、申し訳ない。練習に前向きに取り組み、一刻も早く勝利するため努力するので、引き続きよろしくお願いいたします。」

浅沼優瑠

「監督が変わり、僕もカマタマーレでの初出場の試合で勝ちたかった。セットプレーで失点し、苦しい展開で勝てなかった。まずは点をとるため、次節以降戦いたい。」

どのようなことを心掛けたか

「チームとして戦い方が統一でき、敵コートに押込もうとしていた。チームとしては戦えていたい。」

今日の試合の自己評価を

「危ない場面は少なかった。キックからゴールに繋がればよかった。もう一つだった。」

失点の場面について

「セットプレーは雰囲気作りが大事。自分も含め、雰囲気作りをしなければならない。相手の良さを消せればよかった。」

上野山前GM兼監督辞任について不安などは

「不安はあった。暫定監督が決まった時点で、戦い方などの提示をしてくれた。チームとして不安感もなく、やることをはっきりした。」