望月一仁監督

「後半戦のスタートの試合で“ここから自分たちが巻き返す”といったことが見える戦い方をしたかった。今季ホーム初勝利が遅くなり、ファン・サポーター、スポンサーの皆様にご迷惑をおかけしました。」

攻撃は背後を狙ったのか

「ボールを奪ったあとやパスを繋ぎながら、背後を狙うように選手たちに伝えていた。狙い通りの得点ができた。」

好守の切替えも早かったが評価は

「リーグ後半戦は切替えや足を止めないこと、ポジション取りを早くすることを意識してプレーするように話をした。前半はできた。」

シュートの意識も高かったように見えたが

「常にゴールへ向かうことを徹底するように言った。もう少し、ボールを運んでからシュートするシーンも織り交ぜたら、より良いが攻撃できた。」

プレスも良かったと思うが

「セカンドボールの回収を早くすることや奪ってからのショートカウンターをリーグ後半戦でやりたいと思っていた。」

ブラウン ノア 賢信 選手の起用意図と活躍の評価は

「Jリーグのプレースピードに慣れてきた。自分がやるべきことを整理できてきた。今、一番、起用しなければならない選手と思った。(今日の評価は)50点くらい。点を取れるチャンスや味方へアシストできる場面もあった。プレーの判断を良くし、チームとしても点を取れるようにしたい。」

リーグ後半戦に向けてどのような声掛けをしたか

「前節の長野戦は、相手に力負けしたが、守備は悪くなかった。リーグ前半戦、カウンターからの得点がほとんどなく、カウンターの回数が少ないと思った。カウンターを狙う戦い方ができれば、勝点をとれる。今日はよくやってくれた。」

ホーム初勝利を振り返って、

「眠れない日が多かったので、今日は眠れそう。チームとして1つの形はできた。ボールを繋ぎながらゴール前に運ぶ形も作りたい。1つの形では点を取れない。プレーの質を上げて、点の取れるチームに生まれ変わりたい。」

竹内彬選手

「今季ホーム初勝利でき、嬉しく思う。時間がかかってしまい、支えてくださる皆様には本当に申し訳なく思う。ここから勝ち続けていきたい。応援よろしくお願いします。」

攻守の切替えやプレスも良かったが、総括を

「自分たちがやりたいプレーモデルが、いくつか出せた。継続していきたい。」

前半の戦い方が、理想か

「ショートカウンターや、相手の背後を突く攻撃ができた。相手の嫌がる背後を突くことは、今後も続けたい。」

相手にペースを握られることもあったが、耐えた。評価は

「スコアは4-2。90分間通しての戦い方で、甘さが出てしまった。リーグ前半戦は1点差のゲームがたくさんあった。今日のような隙を見せていてれば、勝利が引分けに、引分けが、敗戦になる。勝利したが、反省点を受け止め、チームとしても個人としても、成長したい。」

ホーム初勝利。勝利までのシーズンを振返って

「ホームで勝利できず、応援してくださる皆様に、大変申し訳ないと思っていた。今日の試合はリーグの折返し。『いいスタートを切ろう』という話をチームにして、ピッチに立ち、勝利できてよかった。

スタジアムに来場された方、DAZNで応援してくださった方が多くいる。勝利することで、皆様に喜んでいただきたい。これから多く勝つために努力したい。」

後半戦に向けて

「日々の練習から集中することで、その成果が試合に出る。チーム力、個人能力をさらに上げたい。」

ブラウンノア賢信選手

「前節、久々のスタメン出場だった。チャンスから点を取れず、勝てなかった。『点に絡む』『点を取ること』を意識して出場した。勝利に貢献できてよかった。」

先制点を振返って

「練習から、背後への抜け出しを意識していた。試合前も監督から指示があった。相手センターバックの裏に抜けて、GKと1対1。GKの左側にシュートコースがあり、打った。初ゴールを決めるために練習してきたので、良かった。嬉しかった。」

相手DFとの競合いにも常に勝っていたが

「ルーズボールやロングボールの競合いは僕の武器である。前節の長野戦では競負けることが多く、今日は負けないようにしたかった。」

出場チャンスが得られない中、どのような意識で練習に取り組んでいたか

「横浜F・マリノスユース時代で通用することが、Jリーグでは通用しなかった。ユース時代は、クロスからのワンタッチゴールが取れていた。そのようなシーンが出せなくなり、フィジカルやスピードで通用しないと感じた。周りの選手との連携やボール予測を早くすることを意識して、練習した。」

成長した点は

「以前までは、できなかったことをそのままにしていた。今は、練習中や練習後に選手間同士で話し、能力を高められている」。

今後の意気込みを

「リーグ前半戦は、ほとんど勝てなかった。後半戦で取返したい。シュート数を増やして、ゴールに絡んでいきたい。」